Q&A目次

衛星の呼び名は、五行の相生順!!!。何故でしょう。  投稿者: tokyoblog  投稿日:12月12日(月)21時36分11秒

太陽系の衛星は、太陽に近い順に水・金・地・火・木の順ですが、いつ頃、どのような根拠でこの順の名前になったのでしょうか。この順番には、深い意味があるようです。
しかし不思議なことに、古代に名づけたとき、この順が、距離の順ということがわかっていたのでしょうか。近い順の見つけ方は??。
この順は陰陽5行説の、五角形の相生図の順なのです。このころ、近い順が分かっていたのでしょうか。「水は金から生まれ、金は地(土)からうまれ、地(土)は火から生まれ、火は木から生まれ、木は地(土)から生まれる。」五行の相生関係です。

http://505.teacup.com/levy5/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Ftokyo.atso-net.jp%2F

re:衛星の呼び名は、五行の相生順!!!。何故でしょう  投稿者: safo  投稿日:12月14日(水)14時57分41秒

太陽系の衛星ではなく惑星じゃな
木火土金水はもっかどごんすいと読んで陰陽五行説の相生じゃが、土=地 ではなく 土星じゃから順番にはなっておらん。よって深い意味などないというのが正解じゃな

もともと西洋の惑星は太陽=金 月=銀 マーキュリー=水銀 ビーナス=銅 で太陽と月は除外するとそれを中国語に訳すとき 水銀→水 銅→金属 といった連想が働いたかもしれん。火星は赤いので「赤い」=「火」の連想もあるな。
中国や日本では 水星=辰星 金星=太白 火星=蛍惑(けいこく・・蛍は似ている字で代替)、木星=歳星 などと言っておった。五行説で惑星名を書くのはその後のことで古代というほど昔でもないな。
なお古代人は惑星の距離の順番は知っておった。これは惑星の天球上での運行速度を観察すればわかるので難しいことではない。曜日の起源もローマで五行説とは無関係じゃ。

宇宙船の形  投稿者: ファイ  投稿日:12月10日(土)23時40分10秒

よく映画なんかを見ていると宇宙船が出てきます。縦にのびているものや、横に広がっているものなど、色々な形のものがあるのですがデザインによって何かの抵抗とかは受けないものなのでしょうか?よかったら教えてもらえないでしょうか。

宇宙船の形  投稿者: 沼尻  投稿日:12月11日(日)21時24分1秒

To: ファイさん
宇宙空間は真空状態ですから、宇宙でしか使わないのなら、空力を重視したデザインをする必要はありません。
加速度に耐えられるようにするとか、人工重力を発生させられる形にするといったことは、用途によってはあるかと思いますが、基本的にはどんな形でも問題ないでしょう。
現実の人工衛星などを見ても、空力的なデザインとは程遠い物が多いですね。
それどころか、地上では自重でつぶれてしまうような物が飛んでいたりします。

尤も、空気はなくても、高速で塵などにぶつかれば、大きなダメージを受けますから、彗星探査機などにはシールド板を付けたりしています。
SFの世界のように、光速に近い速度で飛んだりする場合には、そのあたりの対策が重要かもしれませんね。

RE:宇宙船の形  投稿者: ファイ  投稿日:12月12日(月)01時20分28秒

沼尻さん。
お答えありがとうございます。いつも疑問に思っていたことで、誰に聞いても??が多くてなかなか答えが出ずにいました。
先日偶然に発見したここは素敵なサイトですね。

太陽って全て気体?  投稿者: よる  投稿日:12月 4日(日)19時05分37秒

はじめまして、よるといいます。
調べ方が下手なせいか、なかなか疑問が解消できなくてここに質問させていただきます。
1.太陽ってすべてが気体でできているんでしょうか?
太陽はガスの、気体の塊なんですよね。太陽の中心には重力があって、その中心に近づけば近づくほど、重力の影響も大きくなると思うんですが、そうすると気体は圧縮されて超高温の液体、または固体になるのでは?と最近思ったんですが、どうなんでしょうか。たしか溶岩は液体、または固体に分類されてたと思うんですが・・・
2.月の惑星改造(テラフォーミングでしたっけ)は可能?
少し前に月の土地(火星だったかも)を売買し始めた会社がニュースで取り上げられていたので気になったんですが月も可能なのでしょうか?火星はできるみたいですが。
3.惑星の重力について
月はたしか地球の6分の1でしたっけ。火星は・・・聞いたことがないんですが、どのくらいなんでしょうか?また、惑星の重力の大きさは、その惑星の大きさによって増減するものなのでしょうか?

みっつも質問してすみません。。

Re: 太陽って全て気体?  投稿者: 沼尻  投稿日:12月 5日(月)00時11分27秒

To: よるさん
> 1.太陽ってすべてが気体でできているんでしょうか?

確かに、太陽の主成分である水素は、超低温や高圧の環境では液体や固体になります。しかし、太陽の中心部は1500万度という、想像を絶する高温です。この高温では、水素が液体や固体になることはなく、中心部まで気体だと考えられています。

> 2.月の惑星改造(テラフォーミングでしたっけ)は可能?

テラフォーミングをするには大気が必要ですが、月には大気がありません。大気を留めておくだけの重力がないので、むき出しの月面上で生活できるような形のテラフォーミングは無理でしょう。
月の表面をドームなどで覆って、その中で生活できるようにすることなら可能です。

> 3.惑星の重力について
火星の表面重力は、地球の約1/2です。惑星の大きさと密度によって、表面重力は変わってきます。

なるほど  投稿者: よる  投稿日:12月 5日(月)06時33分44秒

泥尻さん。わかりやすい解説、本当にありがとうございましたm( m)

宇宙の誕生  投稿者: バタークッキー  投稿日:11月25日(金)15時44分37秒

今、地球からもっとも遠い星は137億光年の距離と聞いたことがあります。宇宙が誕生して137億年経ったとも聞きました。もし137億光年先の光が137億年かけて地球に到達したならその時点、つまり宇宙が誕生したときの位置関係は今観測されている位置(137億光年離れている)という事になってしまい137億年前にビッグバンが起こった事と矛盾してしまうのでは?

Re: 宇宙の誕生  投稿者: 沼尻  投稿日:12月 4日(日)23時39分25秒

To: バタークッキーさん
宇宙論に関しては、なかなか簡単に説明できないです。
とりあえず、以下のリンク先あたりが参考になるのではないかと思います。

http://505.teacup.com/levy5/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.kagaku.info%2Ffaq%2Fspace000601%2F

恒星と惑星の違い?  投稿者: ともき  投稿日:12月 3日(土)14時52分7秒

質問があります!恒星と惑星の違いは何ですか?星が恒星である条件は何ですか?星はどのような条件を満たした時に恒星になるんですか?たくさん質問してしまってすみません!!

恒星と惑星  投稿者: 沼尻  投稿日:12月 4日(日)23時58分11秒

To: ともきさん
恒星は核融合反応で光っている天体で、太陽も恒星です。
惑星は恒星の周囲を回っている天体で、自分では光を発していません。

恒星と惑星の中間に、褐色矮星という天体もあります。
これは太陽の8%以下の質量の星ですが、核融合反応が起こる程の温度にならないので、恒星ではありません。
ただ、収縮することによって赤外線を発していますので、観測することができます。もう少し水素を集めて重くなれば、恒星になれたかもしれない星です。

惑星は、褐色矮星よりもさらに軽い天体ということになります。このように、3つに分けて考えた方が、わかりやすいと思います。

近々宇宙へ行きますが・・・  投稿者: 夢遊病の老人  投稿日:11月23日(水)12時30分16秒

普段着のまま宇宙船から出ると人間を含む動物は、一体どうなるんでしょうか?。宇宙船の外がお陽さんみたいな星の光に当たるようなところでは?はたまた、真っ暗な宇宙空間ではどうなるんでしょうか?

一部Re:近々宇宙へ行・・  投稿者: 夢遊病の老人   投稿日:11月23日(水)13時07分59秒

これじゃ自問自答じゃね。なんせお呼びが近づくとよう見もせんとせっかちになるだでね!!
似た御質問とお答えがありました。・・・・

人間って・・・ 投稿者: ゆうさん 投稿日: 4月 5日(火)01時36分56秒
re:人間って・・・    投稿者: safoさん  投稿日: 4月 5日(火)09時49分28秒

でもワシの質問にも暇なとき答えて欲しいです。あッ 初めまして 宜しくお願いします。

Re:近々宇宙へ行・・  投稿者: 船長  投稿日:11月24日(木)00時55分14秒

TO:夢遊病の老人 さん
いらっしゃい、初めまして、宇宙船の旅いかがでしたか?楽しんでいただけたら嬉しいのですが♪(^-^)
さて質問の件ですが、前半の部分はsafoさんの回答を見て頂いたと思いますので、後半部分を考えてみたいと思います。
お陽さんみたいな星までの距離や、夢遊病の老人 さんが佇んでいる場所に大気があるかどうかで全く変わると思いますが、例えば大気の無い(希薄な大気はある)水星の表面で考えると、太陽に面する部分では400℃を超える灼熱地獄ですし、太陽光が当たらない裏側では-200℃の酷寒地獄のようです、このような世界では質問の前半の回答にあるように血液が沸騰したり、内臓がはみ出したりすると言う以前に、地球上の生物の概念で宇宙空間では存在出来そうもありません。
そんな理由かどうかは別にして、地球外生命体探査ではまず大気の存在する惑星を探し、生命の存在の可能性を信じているわけです。

Re:御返礼  投稿者: 夢遊病の老人   投稿日:11月24日(木)11時44分48秒

わざわざの 船長 様 からのご丁寧なご回答いただき、恐縮方がた感謝申し上げます。
皆さんのご質問、御回答を含め大変に参考になりました。(^.^)これからもページのいろんなとこ閲覧させていただきます。
なんせ、エンタ−ネット の 初心者 で用語がよく理解できていませんが、今後とも宜しく。

いっかく銃座  投稿者: そら★  投稿日:11月21日(月)20時23分14秒

こんにちわ(*^^)v  このサイトを始めてしりました♪ 早速質問です(*^_^*)
いっかく銃座という星座をお知りですか?私が見た、サイトでは「いっかく銃座とゆうものは、見えみくい、星座でめずらしい」と書いてありました。これは本当でしょうか。お教えください(^_-)-☆

RE:いっかく銃座  投稿者: 船長  投稿日:11月22日(火)14時33分26秒

TO:そら★ さん
いらっしゃい、はじめまして♪(^-^)
>いっかく銃座について・・・・
いっかく銃座では無くていっかく獣座(一角獣座)です、変換する時の間違いでしたらごめんなさい。
一角獣は額に長い一本の角が生えた馬のような空想上の動物です。
星座の位置は、冬の大三角形の中に位置し、一番明るい星でも4等級ですので、星座として探すのが大変です、今度空の綺麗な場所で探してみてください。
この星座は、近世に新しく設定された星座ですが、何故こんな暗い星座が、明るい星座が多い冬の星座の中に加えられたか不思議な気もしますが、一角獣はキリスト教に深く関わっているようです、キリストの母マリア崇拝に基づきます。
一角獣が処女マリアの膝で戯れる絵画を観たことありませんか?
機会があったら、こんな伝説や星空を思い出しながら鑑賞してみてください。
一角獣の神話
一角獣座

最も大きい星って?  投稿者: こんちゃん  投稿日:10月29日(土)12時51分23秒

今知られている中で一番大きい星ってどんな星なんですか?また、その一番大きい星は一番重い星でもあるんですか?教えてください。

RE:最も大きい星って?  投稿者: 船長  投稿日:10月31日(月)01時31分5秒

TO:こんちゃん
いらっしゃい、はじめまして♪(^-^)
>一番大きい星ってどんな星なんですか?
オリオン座のベテルギウスの直径は太陽の700倍、さそり座のアンタレスは230倍と言われ明日にも超新星爆発を起こしても不思議ではないと言われる、膨れ上がった赤く輝く老年期の星です。
また星の質量で言えば、太陽は恒星の中では平均的な質量の星と言われ寿命は100億年と言われています。
ご存知のように星は最初にどれだけの質量で形成されたかによって大きく寿命が違ってきます。太陽が100億年とした場合、太陽の2倍の質量の星は10億年、5倍の星は1億年そして20倍の星は1000万年位の寿命しかありません、逆に太陽のの半分しか質量を持たない星は1000億年も輝き続けることになります。
こんな星の質量と寿命を考えると、見かけ上の大きさだけでは質量が大きいとは言えません、いつ生まれて、どれだけの質量の星かで星の進化が著しく違い、一概に比較することが出来ないのです☆☆.。.:*・♪(^-^)

もしも地球の自転が速くなったら?  投稿者: バレンタイン  投稿日:10月27日(木)00時09分47秒

先年のスマトラ島沖地震によって地球の直径が縮み、地球の自転が少しだけ速くなったと聞きました。
もしも地球の自転の周期がもっと速くなったら、身の回りにどのような影響がでますか??想像できる範囲でおしえてください!! 。

re:もしも地球の自転が速くなったら。  投稿者: ルッツ提督  投稿日:10月30日(日)23時58分19秒

バレンタイン様はじめまして
地球の自転速度がもし今より少しくらい速くなってもそれほど大きな変化はないと考えられています。例えば1日=23時間でも生活に何ら変わりはないでしょう。
しかし1日=10時間ならかなり大きな変化がおきると考えられます。地球の自転により転向力(コリオリの力とも言います)が発生しますが、自転速度が速いほど転向力は大きくなります。つまり偏西風や貿易風といった地球を一周する風系の速度があがり、風速数十メートルの風が常時吹くことになります。正確に計算したわけではありませんが台風の最大風速は数百メートルになります。
このようになると木星の縞模様のように地球にも縞模様の大気が出現するはずです。
とはいえそのような条件でも生物はしっかり生き残ると思われますが、どのような姿になるかはわかりません。風に飛ばされない形に進化するのか、あるいは風に乗って遠くまで移動する形になるのか私の想像を超えております。
なお地球の自転速度は長期的に見ると潮汐によって遅くなっていきます。今回の地震による影響より潮汐による自転の遅れのほうがはるかに大きいと考えられています。

RE:地球の自転が速くなったら?  投稿者 船長  投稿日:10月31日(月)00時43分40秒

こんにちわ、いらっしゃい♪(^-^)
ロッテオリオンズ日本一おめでとうございます、違うか〜♪(^-^)
>地球の自転の周期がもっと速くなったら・・・・
まず今、私達が住む地球のを考えてみましょう、地球は原始46億年前に自らの重力により形成され丸くなりました(丸くなるのが自然なのです)。とは言っても厳密には極半径より赤道半径の方が少し大きい回転楕円体です、これは地球の自転による遠心力の影響です。
また自転速度の変化は、万有引力の基づく地球と月の起潮力によるものであり、この起潮力が海水の干潮、満潮を引き起こし、海水の移動が海底や岩盤で摩擦を起こします。
この現象が潮汐摩擦と言われる地球の自転にブレーキをかけている原因です。逆に言えば恐竜が地球上を支配していた数億年前は地球の自転速度は今より速く、一日は22時間程だったと考えられます。
力学的に言えば、自転速度の遅くなった地球の角運動量の変化は月が受け持つことになります、言い換えると過去には月が現在より地球の近くを巡り、未来には月はもっと遠くを巡り満月ももっと小さく見えることになります。事実月は今も年に数センチづつ地球を離れているそうです。
>身の回りにどのような影響がでますか??
って質問に対しては、一日24時間がもっと短くなり寝る時間を減らすか、働く時間を減らすか迷うところです、十五夜に眺める満月は大きくて綺麗だと思います。☆☆.。.:*・♪(^-^)

ルッツ提督様  投稿者: 船長  投稿日:10月31日(月)00時51分19秒

TO:ルッツ提督様
ルッツ提督様こんばんわ、いつも回答ありがとうございます。
申し訳ないです、またまた回答がダブっちゃいました〜(-_-;)
つい更新しないで書き込みしちゃったもので、前回と同じ事をしちゃいました。まっ、でも記事はこのままにしておきますので、お許しください☆☆.。.:*・♪(^-^)

天体について?  投稿者: AI  投稿日:10月23日(日)17時16分13秒

今天体についてのレポートを書いています。
それで水金地火木土天晦冥について詳しく(わかりやすく…)教えてください

知りたいこと具体的にお願いします。  投稿者 船長  投稿日:10月24日(月)00時05分27秒

>水金地火木土天晦冥について詳しく・・・
と言われても、どの程度の説明したらいいのか、またどんな観点からこれら太陽系惑星についてレポートをまとめようとしているのでしょうか?
艦隊内の太陽系惑星の説明では不充分でしょうか?
惑星の特徴や、惑星探査等については、解りやすく書かれてると思うのですが・・・・
具体的にどのような事を知りたいのか書いていただくと回答しやすいと思いますよ☆☆.。.:*・♪(^-^)

地球と火星?  投稿者: 今日からマ王!ラブ♪  投稿日:10月18日(火)18時48分44秒

地球と火星は性質が似ているの?外見が似ているの?

RE:地球と火星  投稿者 船長  投稿日:10月22日(土)00時34分36秒

マ王さん、いらっしゃい♪(^-^)
火星は希薄ながら大気もありますが、大地は茶褐色、気圧は地球の100分の一で地球とは似ても似つかぬ環境です。
でも火星は、地球に一番近い惑星ということもあり、古代から生物が生存しているのでは?と、ある意味私達が夢とロマンを持つことが出来た身近な惑星です。
近年、何度も火星探査を繰り返し、詳しい火星の情報を私達は目にすることが出来るようになりました。詳しくは艦隊内のHPを覗いてみてください。
今度来る時は、挨拶だけは交わしましょう☆☆.。.:*・♪(^-^)

ホワイトホールって存在?  投稿者: 0810  投稿日: 9月 7日(水)09時34分4秒

ホワイトホ−ルって何?本当に存在するの?

RE:ホワイトホール  投稿者: 船長  投稿日: 9月 8日(木)01時09分42秒

TO:0810さん
いらっしゃい♪(^-^)
ホワイトホ−ルの質問のようですが、ブラックホールとその存在はご存知でしょうか?
ブラックホールは1900年代初め、あらゆる物質や光さえも飲み込んでしまう超巨大な重力を持つ天体として宇宙には存在すると予測され、1900年代半ばアメリカの物理学者によってブラックホールと名づけられました。そして最近の観測技術の発展の伴いその存在が明らかになってきたのです。現在数十個の天体が考えられています。
とは言ってもブラックホールそのものを見つけた訳ではありません、それらしき天体の周辺の星の運動やX線の観測で、そこにあるのは物理学的にブラックホールしか考えられないという訳です。
さて、ホワイトホ−ルですが、簡単に言えば物理現象がブラックホールの逆で、あらゆるガスや天体が微小の穴から無限に飛び出してくるものと考えられます。
しかし、ホワイトホ−ルはまだ観測された訳ではありませんし、本当にあるのかどうかも解っていません。でも、今まで宇宙は多くの天文学者、物理学者が経験や観測から現象を予測し、次世代の天文学者、物理学者に託し、それを実証してきました。
今後、数十年かで私達の宇宙のほかに、小宇宙、孫宇宙があること実証してくれるかもしれません、そしてブラックホールとホワイトホ−ルがワームホールという極小の管で繋っている事を証明してくれるかもしれません♪(^-^)
天動説が信じられていた時代から地動説が一般の常識になるまで数百年かかったように宇宙には解らないことがまだまだあるのです。と言うより解ってきたのはほんのちょっぴりかもしれません☆☆.。.:*・♪(^-^)

空は何故いつも上?  投稿者: jiro  投稿日: 8月27日(土)00時12分4秒

いい年(40歳)なのですが素でお聞きしたい。
地球は丸いですが、何故地球はどんな位置に居ても空は上に有るのでしょう?

re:何空は何故いつも上?  投稿者: ルッツ提督  投稿日: 8月30日(火)23時59分13秒

jiro様 はじめまして
それでは素で真面目にお答えしたいと思います。
「上」に空があるのは 「下」に地面(海面でもよろしいが)があるからです。「上」の反対である「下」は地球の中心を指します。地球の中心が「下」なのですから反対の「上」は地球の外側をさしています。地球の外が宇宙なので、上には宇宙=星空 が見えることになります。
ただし宇宙に出る前に地球には大気がありますから昼間は青く見えます。
「下」は自分が地球の中心に引力によって引かれる感覚です。北極にいる人と南極にいる人では「上」の方向は180度違います。
・・・・さて これでよろしいのでしょうか?

冥王星の軌道  投稿者:  投稿日: 8月21日(日)12時16分57秒

はじめまして、天と申します。
今,疑問に思っている事があるので書きます。冥王星は何故軌道が楕円なのでしょうか?
答えて頂ければ幸いです。

Re:冥王星の軌道  投稿者: ルッツ提督  投稿日: 8月22日(月)00時30分4秒

天様 はじめまして
冥王星の軌道の形についてですが、冥王星に限らずすべての惑星の軌道は楕円です。
ご質問の内容は、冥王星の軌道の形が他の惑星に比べてより楕円度が高い(正確には離心率が大きいといいます)のはなぜかということのように思えますので、そのことについて書かせて頂きます。
冥王星以外の惑星は大きいです。なぜ大きいかといえば、多くの小天体が衝突してできたからだと考えられています。もともとの小天体はさまざまな楕円軌道を描いていたのですが、衝突するとそれぞれの運動が平均化されて円に近づいていきます。冥王星以外の惑星軌道はそのようにして円に近くなったと考えられています。
冥王星は惑星というにはあまりに小さく、半径は月の3分の2程度 質量だと月の5分の1くらいしかありません。冥王星以外の最小の惑星である水星の20分の1以下の質量です。つまり多くの衝突を経験していないので軌道が円になる前に大きな衝突が無くなったと考えればいいでしょう。
近年 海王星以遠に冥王星のような星がたくさん発見されていてなかには冥王星より大きいものもあるようです。7月には第10番惑星発見のニュースも流れました。このような天体はエッジワースカイパーベルト天体とよばれる小天体群です。冥王星もこれらの氷天体群の1個だと考えられています。
これらの天体は海王星の重力の影響で軌道がねじ曲げられ、現在の形になっていると考えられています。海王星は誕生時 現在より内側にあり徐々に外側に移動したらしいことがわかっています。海王星と冥王星の公転周期は2:3の関係で安定しています。これは両者がぶつからない軌道をとっていることの証拠ですが、海王星が外側へ移動したときこの関係を保ったまま冥王星も移動したようです。

RE:冥王星の軌道  投稿者: 船長  投稿日: 8月22日(月)00時24分56秒

TO:天さん
いらっしゃい♪(^-^)
冥王星は何故軌道が楕円なのか?って質問のようですが、冥王星に限らず太陽系の惑星全ては楕円軌道です。
惑星の楕円軌道については2005年Q&A履歴にルッツ提督様が詳しく解説してくれていますので読んでみてください。

もしかしたら、天さんの疑問は冥王星の軌道は他の惑星とは異なる軌道をとっていることに疑問を感じているのかな?
そうなんです、冥王星は彗星のような248年周期という長いの楕円軌道で、しかも他の惑星軌道とは17度も傾いています。
遠日点74億KM、近日点44億KMと超楕円です、そのため海王星の軌道の内側に入ることもあるんです(1979〜1999年がそうでした)では、何故冥王星だけがこんな軌道をと言うことになるのですが、ひとつは、本当は衛星のカロンと連星をなす連惑星ではないかということ、衛星のカロンは冥王星の半分くらいの大きさもあり衛星と言うにはあまりに大きすぎるのです。
もうひとつは、カイパーベルト天体と呼ばれる巨大な彗星のなれの果てか小惑星ではないかと言われています。
彗星の仲間とすれば今の冥王星の軌道も、天さんは納得してくれるかもしれませんね♪(^-^)

デメテルがいない  投稿者: ぐっつ  投稿日: 8月17日(水)22時50分42秒

ここのホームページ、丁寧にできていて、なかなか良いなぁ!?と感心して閲覧させていただきました。ただ、1つ気になることが。。。。

オリンポス12神の中にデメテルがいません。。。(^^;
でも、12人いるし。。。と見ていたら、代わりにハデスが入ってました。
ハデスは有名な神なので、よく12神の1人と間違えられやすいのですが違います。
気になったので書き込んでしまいました。

RE:デメテルがいない 投稿者: 船長  投稿日: 8月18日(木)22時20分40秒

TO:ぐっつさん
いらっしゃい♪(^-^)
ご指摘ありがとうございました。
ご指摘のようにデメテルが入っていませんね、ただ12神は分類する人によって少しづつ違うようです、どれが正しいのかは解りません、人によってはヘルメスをはずしている人もいるようです、これからも何か気づいたらご指摘ください☆☆.。.:*・♪(^-^)

肉眼で見える太陽系の惑星って  投稿者: ヾ(o・∀・o)ノ゙  投稿日: 8月17日(水)17時12分47秒

ぇっとゎたしたちが、肉眼で見える太陽系の惑星ってなんですかぁ?(゜_。)?(。_゜)?ぉしえてくださぃ〜〜〜(≧◇≦)ノ

Re:肉眼で見える太陽系の惑星 投稿者: 船長  投稿日: 8月18日(木)22時20分40秒

TO:ヾ(o・∀・o)ノ゙さん
いらっしゃい♪(^-^)
>肉眼で見える太陽系の惑星ってなんですかぁ
肉眼で見える惑星は水星、金星、火星、木星、土星です、天王星、海王星、冥王星の三つは望遠鏡が無いと見えません、最近第10惑星が発見されたと話題にもなっています。
火星、木星、金星、土星などは普通の星などより明るいですので見える位置、時期等をNETで検索して探してみてください、覚えると楽しいですよ☆☆.。.:*・♪(^-^)

酸素がなくなるの? 投稿者: ノコ  投稿日: 8月17日(水)10時36分37秒

酸素が世界からなくなると、予想ではどれくらいで、酸素がなくなるの??

RE:酸素がなくなるの? 投稿者: 船長  投稿日: 8月18日(木)22時20分40秒

TO:ノコさん
いらっしゃい♪(^-^)
>酸素が世界からなくなる
船長には科学的根拠は解りません、ただ最近地球の温暖化現象で世間を賑わしている事実は酸素が世界からなくなると言うことより、私たち人間が生活するための快適な環境を人間自ら破壊している事が問題ではないでしょうか。
一人一人が自然を大事にし地球を守ることが大事だと思います、宇宙時間で言えば後50億年後には太陽が膨張して地球自体の存在がなくなります、また過去の地球の生物の絶滅周期からは数億年で地球の生物が絶滅する可能性さえ考えられます、せめて今日、明日を一生懸命生きたいと思います☆☆.。.:*・♪(^-^)

マッハとはどういうこと  投稿者: あああああ  投稿日: 8月13日(土)14時19分4秒

マッハって音より速い事だけど詳しくいうとどういうことなんですか。

RE:マッハとは? 投稿者: 船長  投稿日: 8月18日(木)22時20分40秒

夏休みで留守しました〜レス遅れてゴメンです(-_-;)
TO:あああさん
いらっしゃい♪(^-^)
マッハとは、流体中を移動する物体の速度とその流体中を伝わる音速との比であり、その速度が音速の何倍かを言います。音速は340m/s時速で約1220kmです。
マッハの由来は、オーストリアの物理学者エルンスト・マッハ (1838-1916)なそうです☆☆.。.:*・♪(^-^)

半月の角度について  投稿者: 月っ子  投稿日: 7月29日(金)18時02分39秒

失礼いたします。
先日、午前10時頃に南西(・・だと思うのですが)の空を見ると、太陽とともに、半月が見えました。
そこまでは良かったのですが、、半月が帽子のように横に倒れた形をしているのです。(無理やり表すならこのような形です→∩)確か学校で習った半月は、"⊂"か"⊃"のように横向きに立っていたはず。

中学校の教科書レベルでの月の満ち欠けに関する知識は押さえていると思います。

どなたか、半月が寝て見える理由、もしくはヒントになるWEBページなど教えて頂けないでしょうか?

RE:半月の角度  投稿者: 沼尻  投稿日: 7月29日(金)23時22分25秒

月っ子さん、10時頃の南西の空に半月が出ているというと、下弦の月ですので、ここ1〜2日のことでしょうか?
これは、月の満ち欠けの原理がわかっていれば、別に不思議なことではありません。

月は自分で光を発しているわけではなく、太陽の光を反射して輝いています。ですから、光って見える部分というのは、太陽がある側になります。
午前10時なら、太陽はかなり上に上がり、月の方が低い場所にあったはずです。太陽がある側の半分だけが光って見え、少し傾いた帽子のような形に見えたでしょう。
同じ日でも、午前6時頃に月を見たら、教科書にあったような半月が見られたはずです。

月で理解しづらければ、顔の前にボールを持って、体の向きを色々と変えてみてください。
太陽を背にすれば、ボール全体に光が当たり、満月になります。
ボールが頭の影に入ると、月食です。
太陽の方を向くと、ボール全体が影になり、新月になります。そして、太陽から90度離れた方向に向くと、半月になります。

午前10時頃に、南西の方向を向けば、ボールの左上側に光が当たって、月っ子さんがご覧になった月と同じような形に見えるでしょう。
実際に実験してみれば、納得していただけるのではないかと思います。

ありがとうございます。  投稿者: 月っ子  投稿日: 8月 2日(火)09時23分12秒

沼尻様

その通り、ここ最近の話です。

そして、ご説明ありがとうございました。とても良く分かりました。どうも私、頭が固かったようで。。
本日、早速実際にやってみたいと思います。それでは失礼致します。

地動説の状況証拠?  投稿者: ばなな  投稿日: 7月27日(水)16時54分10秒

大学で天文学の講義を受けていますが、どうしても分からない問いがあります。

*地動説の状況証拠にはどのようなものがあるのか?
*地動説に移行しても当初、惑星運動が正確に再現できなかった理由とは?

の2つです。お願いします。

天動説と地動説  投稿者: 船長  投稿日: 7月30日(土)21時05分47秒

TO:ばななさん
いらっしゃい、宇宙船の乗り心地はいかがですか?ちょっと遅れましたけど簡単に回答いたします。
>*地動説の状況証拠にはどのようなものがあるのか?
Q&A履歴2001年「天動説と地動説」にも回答していますが、直接的証拠としては1837年に恒星の年周視差が測定された事が証拠でしょうが、コペルニクスの地動説が脚光を浴びたのは16世紀です。
プトレマイオス体系の天動説では惑星の逆行運動を等を測定結果に近づけるためには、離心円、周転円等数多くの円運動を重ね合わせ説明しています。
とは言え、コペルニクスも太陽を中心とした惑星の運動は円運動として計算しているので、天動説のプトレマイオス体系の計算を格段に精度を上げたとは言えなかった。

>*地動説に移行しても当初、惑星運動が正確に再現できなかった理由とは?
上の回答の続きになりますが、神の真円を惑星軌道の運動とする限り、無理だったのでしょう。
16世紀後半、ブラーエの恒星の位置測定データを詳細に分析し、惑星は太陽を一つの焦点とする楕円軌道をとることを発見しました。これで惑星の逆行や水星が地平線の上に見えること、宵の明星・明の明星と言われる金星の運動を正確に説明できるようになりました。
いわゆるケプラーの第一〜第三法則の発表でありニュートン力学を生み出すことになったのです。☆☆.。.:*・♪(^-^)

Q&A履歴2001年「
天動説と地動説」「コペルニクスの地動説と世界観@ A 」も参考にしてください。

ロプロスという者はギリシャ神話の中に出てくるでしょうか?  投稿者: リオ  投稿日: 7月18日(月)19時47分39秒

バビル2世に興味があり、その中に出てくるロプロスがギリシャ神話の中に出てくるのか気にかかります。ポセイドンは、海の神だということが分かるのですが、ロプロスはあまり有名ではないので、本などにも見かけたことがありません。もしお分かりでしたら教えていただけますでしょうか?よろしくお願いします!

ロプロス?  投稿者: 船長  投稿日: 7月19日(火)00時11分10秒

TO:リオさん
いらっしゃい♪(^-^)
ロプロスという者は、私の知る限りギリシャ神話には出てきません、似たような名前でも探してみたのですが、見当たらないですね!
バビル2世はSF漫画か何かに登場する人物ですか?ロプロスもそうかな〜?
どなたか詳しい方の回答をお待ちください☆☆.。.:*・♪(^-^)

ロプロス  投稿者: 沼尻  投稿日: 7月19日(火)22時53分7秒

バビル2世は、元は漫画ですが、アニメの方が有名でしょうね。30年以上前の作品ですが、船長さんはご存知ありませんでしたか?

To:リオさん
怪鳥ロプロスに限らず、ロデムとかも、ギリシャ神話には関係なさそうですね。
詳しくは知りませんが、バビルの塔は旧約聖書に出てくるものですし、何か1つの原典から名前を取ったわけではないように思います。

ありがとうございます!  投稿者: リオ  投稿日: 7月25日(月)16時05分3秒

沼尻さん、船長さんコメントありがとうございます。バビル2世は確かに三十年以上前の作品で、母から「ロプロスってギリシャ神話に出てくるのかしら」と聞かれたので疑問に思い、質問させていただきました。的確な回答ありがとうございました。私は高校三年で地学を学んでいますが、宇宙の偉大さを思うと人間てなんて小さいのだろうと思います。沼尻さんは何でも知っていそうですね。凄いです!

ラグレースって星?  投稿者: はるか  投稿日: 7月15日(金)13時57分9秒

えりかさん、地球の内80パーセントは海だってご存知?海の色って、青色でしょ? だからなの。
ねぇ、だれかラグレースって知りませんか?たしか星の一種ですが・・・

レグルスかな?  投稿者: 船長  投稿日: 7月19日(火)00時11分10秒

TO:はるかさん
いらっしゃい、回答ありがとうございます♪(^-^)、また、回答よろしくお願いいたします。
さて、質問の件ですが、ラグレースと言う名の星は?
もしかしたら、しし座の一等星レグルスのことかな〜、この星は昔から黄道上にあり、王の星として重要視されています。違っていたらゴメン☆☆.。.:*・♪(^-^)

月から見た地球の色  投稿者: えりか  投稿日: 7月13日(水)23時48分36秒

月から見たら、地球は何色なのでしょうか??やっぱり青なんですかね…
調べたけどどれも空の色で…どなたか教えてください。出来たら理由も知りたいです!!

re:月から見た地球の色  投稿者: ルッツ提督  投稿日: 7月16日(土)19時33分11秒

はじめまして 月からみた地球について二つの画像を紹介します。
最初は アポロ11号が月の周回軌道をまわる途中で撮影した地球です。アポロが月へ行っていないなどという人もいますが、明かなウソですので騙されないようにしてください。海の色で青く見えます。
次の写真は火星の周回軌道をまわるマーズグローバルサーベイヤーから撮った地球と月の写真です。どちらかというと深い緑色をしています。
どちらが本当の色というわけではなく写真の画像処理によって生じた色彩ですので、人間が月や火星に行って見る地球の色とは多少違うかもしれませんが、ほぼ同じような色に見えるのではないかと思われます。
アポロから撮った画像
http://505.teacup.com/levy5/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.geocities.co.jp%2FTechnopolis%2F2391%2Fimages%2Fa11_earth.jpg
火星から撮った地球と月
http://505.teacup.com/levy5/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.msss.com%2Fmars_images%2Fmoc%2F2003%2F05%2F22%2F

惑星の軌道について  投稿者: maru  投稿日: 6月20日(月)08時32分42秒

ケプラーさん:「惑星の軌道は太陽の位置を焦点とする楕円である」
とおっしゃってるんですが、なぜ楕円なのでしょうか?
ご存知の方がいらっしゃれば教えていただけませんか?
どうぞよろしくお願いしますm(__)m
さし障りなければで良いんですが、理解するのに最適な書籍があれば、その書籍のタイトルと著者もお教え下さいm(__)m
質問してばかりで申し訳ありません。

re:惑星の軌道について  投稿者: ルッツ提督  投稿日: 6月25日(土)22時02分9秒

maru様 はじめまして
惑星の軌道についてですが、まずケプラーが惑星の軌道の形を発見したとき、彼にはなぜ楕円なのかわかりませんでした。これは第二・第三法則についても同様で、そうなっていることはわかるが、なぜそうなっているのかはわからなかったのです。
なぜケプラーの法則が成立するのか理解されたのは、ニュートンが万有引力を発見したからです。
したがってケプラーの法則はニュートン力学の一部であると言えます。(同様にニュートン力学は特殊相対性理論の一部で、特殊相対性理論は一般相対性理論の一部です。さらにもっと大きな部つる法則群の一部だろうと研究がされています)
太陽の質量に比べて惑星の質量が無視できる程度に小さいとき、太陽系の天体の運動は円錐曲線を描くことがわかりました。円錐曲線とは円錐を切断したときの断面の形で円・楕円・放物線・双曲線です。これらは惑星や彗星の初速度によって決まりますが、円は非常に特殊な条件でしか出現せず、放物線・双曲線軌道の天体は2度と戻ってこないのですから、何度も太陽のまわりをまわる惑星は楕円となります。
短い文章ではこれ以上示すことはできませんのでご容赦ください。
ニュートン力学を理解すればなぜ楕円なのかはおわかりになると思います。ニュートン力学は高校の物理必修ですので、理科系選択の高校生の物理教科書(またその参考書・解説書)が最適だと思います。

re:re:惑星の軌道について  投稿者: maru  投稿日: 6月28日(火)01時39分17秒

ルッツ提督様、ありがとうございますm(_ _)m
私は、初めてこの宇宙船Hale-Bopp艦隊に搭乗させていただいたのにも関わらず「はじめまして」のご挨拶をしておりませんでした。失礼をお許し下さいm(_ _)m
改めまして、初めましてです。
こんな失礼な私の質問にご丁寧にお答え下さってありがとうございました。
とてもわかり易い説明で本当に感謝です。
今私は相対性理論についての本を読んでいるのでもっとよく読み込もうと思います。もちろん、教えて下さった高校の物理の教科書を図書館で探してみます。そして、ご指摘の通りにニュートン力学から勉強してみます(^^)/本当に助かりました。

レグルスの東洋での呼び名は…  投稿者: ぺー40  投稿日: 6月25日(土)04時58分30秒

はじめまして、質問させていただきます。しし座のα星レグルスの漢名・和名を調べたのですが、どの文献・サイトにもそれらしい記述がありませんでした。どなたかご存知の方いらしたら教えて下さい。もし無いのであれば、あれだけ目立つ星なのに、東洋での古名が無い理由など教えていただければ幸いです。よろしくお願いします。

re:レグルスの東洋での呼び名は…  投稿者: 青蛙  投稿日: 6月26日(日)07時48分6秒

ぺー40 さん:
 レグルス(しし座α星)には単独での星名は、中国名(漢名)・和名ともに確認されていません。
中国では「軒轅第十四星」あるいは「軒轅大星」と呼ばれていたようです。
(大崎正次『中国の星座の歴史』雄山閣出版・1987、338ページ)

 レグルスは、オリエントや西洋では黄道上(といって差し支えない)に位置していたため重要視され、それぞれの呼称を有していたわけですが、なぜ東洋では独立した呼称がないのでしょう。その理由は私にはわかりません。

 これはあくまで可能性の話なのですが、中国では天体の位置表示に黄道座標ではなく赤道座標が使われていました。私たちが西洋に抱くほど、東洋では黄道に注目していなかったためなのかも知れません。

レグルス  投稿者: 沼尻  投稿日: 6月26日(日)12時15分25秒

青蛙さんの回答のほかに、考えられることを補足しておきます。

ぺー40さんは、あれだけ目立つ星とおっしゃいますが、レグルスの光度は1.35等級で、1等星の中では最も暗い星です。
また、春の大曲線や、春の大三角形といった、目印となるような星の配列には含まれていません。
しし座として見れば目立ちますが、レグルス単体では、アークトゥルスやスピカと、明るい星が多い冬の星座の間にある、そこそこ明るい星といったところです。
周囲の星と結んで、星の配列に名前が付けられたりはしていても、単独での名前が付かなかったのは、このあたりも関係があるかもしれません。

月の寿命  投稿者: ?さん  投稿日: 6月14日(火)17時32分57秒

月の寿命が、知りたいです。

Re: 月の寿命  投稿者: 沼尻  投稿日: 6月15日(水)23時03分20秒

?さん さんご質問の、月の寿命ですが、どういう意味での寿命を想像されていますか?

例えば彗星なら、揮発成分が全部蒸発してしまうことで、尾が出なくなったりします。
また、木星に接近したりして軌道が変わってしまえば、他の天体と衝突したり、太陽系から放り出されたりするので、こういうものを寿命と考えることはできます。

それに対して月は、地球を回る、かなり安定した軌道にあります。
大昔に比べると、地球から遠くなったといった変化はあるようですが、地球を周回する軌道から放り出されることはありません。
大気もほとんどないですし、蒸発する物もないので、ほとんど変化せずにあり続けます。

では、永久に存在し続けるかというと、そういうわけでもありません。50億年ぐらい先になると、太陽が膨張して、地球を飲み込むだろうと言われています。
そうなれば、月も太陽に飲み込まれてしまうので、月の寿命はあと50億年ぐらいと言えるかもしれません。

望遠鏡以外の手段で恒星の半径を求めるには?  投稿者: りっこ  投稿日: 6月 4日(土)23時11分55秒

望遠鏡の分解能でも大きさが分からない恒星の半径はどのようにして分かるのでしょうか?

re:恒星の半径を求める方法?  投稿者: ルッツ提督  投稿日: 6月 5日(日)14時59分33秒

りっこ様 はじめまして
実際はもう少し複雑ですが、恒星の半径を求める方法を簡潔に書きたいと思います。
まず、恒星の太陽からの距離を年周視差により測定します。
ここから恒星の絶対等級(10パーセクの距離に置いたと仮定したときの等級)を計算することができます。
恒星の光は黒体輻射とよばれるスペクトル分布に近似することができます。ある恒星からの光を調べると、最も強い光の波長から恒星の表面温度を知ることができます。これがウィーンの法則でλ=0.3T (λ:波長 T:温度)となります。
次に、恒星が放出している単位面積あたりのエネルギーは表面温度の4乗に比例するというステファン・ボルツマンの法則がありE=σT^4となります。
例えば表面温度3000Kの恒星Aの表面1平方メートルは6000Kの恒星Bの表面1平方メートルの16分の1の光をしか放出していないことになります。
もし両者の絶対等級が同じなら、Aの表面積はBの16倍あるので同じ明るさだということになります。表面積は半径の2乗に比例しますから、Aの半径はBの4倍というふうに計算できます。
同様に表面温度12000Kの白色矮星の絶対等級が太陽の100分の1(5等暗い)なら、本来16倍明るいはずの天体が100分の1しかないのですから、表面積は1600分の1しかないということになり、半径は太陽の40分の1ということになります。

http://505.teacup.com/levy5/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.carrotclub.info%2F

よくわかりました  投稿者: りっこ  投稿日: 6月 6日(月)19時45分22秒

ルッツ提督様
お返事ありがとうございます。宇宙科学の授業で疑問に思っていたことが解消されました。やはり餅は餅屋ですね!

超新星爆発って?  投稿者: らくだ  投稿日: 6月 3日(金)20時28分4秒

はじめて質問します。
昔SF映画で超新星が爆発するというものがあって、夜空の半分ほどの大きさで、真昼の太陽のように輝く超新星の映像が、大迫力でした。
しかし、実際には地球から観測できるような超新星は、ちょっと「星の数が増えたかな?」といった程度のものらしく、そんなに極端な変化はないようです?
そんな極端な変化が出るような超新星爆発は、よっぽど地球の近く(少なくとも20光年ぐらい近く)じゃないと駄目だし、もしそんな爆発があれば、地球全土で災害が起こって、とても大迫力だの、きれいだの言っていられないよと言われてしまったのですが、本当にそうなのでしょうか?
調べてみたいのですが、何かよい資料はありませんか?

超新星爆発  投稿者: 沼尻  投稿日: 6月11日(土)02時50分13秒

らくださん、おそらくそのSF映画では、現実のスケールは無視して、インパクトのある映像を作っていたのだと思います。

超新星は、1つの銀河では100年に1個ぐらい発生すると言われています。
宇宙には多数の銀河がありますので、大型の望遠鏡を使わないと見えないような遠くて暗い超新星なら、1年に何十個も見つかります。
しかし、我々の銀河系では、1604年のケプラー新星を最後に、ここ400年現れていません。銀河系内については、有史以来記録が残っている超新星の数も、さほど多くはありません。昼間でも見えるぐらい明るく輝いた物もありますが、あくまで点状に見えただけで、大きくは見えなかったでしょう。

宇宙のスケールの見当が付かないと、映画のようなイメージを想像するかと思いますが、銀河系内の太陽系周辺には、どのくらいの間隔で恒星があるか、ご存知でしょうか?
太平洋にスイカが3個浮かんでいる程度と言えば、少しは想像しやすいかと思います。
現実のスイカでは、水平線の向こうで見えないとかいうことになりますが、それは無視してください。

この例で、1万km離れた隣のスイカが核爆発を起こしたとして、肉眼で大きく見えるでしょうか?爆発後に生じるキノコ雲とかなら、もしかしたら見えるかもしれないですが、超新星として見えるのは、爆発の輝き自体ですから、肉眼では点にしか見えないでしょう。
星自体の大きさの割に、遠く離れて点在しているのが現実ですから、超新星が夜空の半分の大きさに見えるわけがないということが、おわかりいただけるかと思います。

あくまで肉眼で見た場合を説明しましたが、大型望遠鏡で観測すれば、それなりに詳細が見えるでしょうから、近くの恒星が超新星爆発を起こしたら、かなりの見物であることは間違いないでしょう。
また、爆発で飛び散ったガスは、何年もかかって大きく広がっていきますので、いずれ肉眼で見えるような惑星状星雲ができる可能性はあります。

光と時間の関係について  投稿者: 玲ちん  投稿日: 5月28日(土)19時02分31秒

ウラシマ効果で、よくある電車(光速に近いスピードで幅のだだっ広い)の中の人と、外の人が時間の流れが違うとありますが、電車の中の人は光線がまっすぐ行って、まっすぐ帰ってくる、外の人は斜めに行って斜めに帰ってくるとなっていて、光速度の不変という点から、距離が変われば時間が変わると説明していますが・・・宇宙船(光に近いスピード)で宇宙に行き、帰ってくると地球は時間がかなり進んでいた・・とありますが、そもそも現位置A(地球)自体が宇宙をふざけたスピードで動いている訳で・・・とりあえず小規模で、銀河系の回転方向に地球は動いている訳ですよね、では銀河系の真ん中から見て、地球の動いているスピードで反対周りに現位置B(宇宙船)が回れば・・・現位置A(地球)は現位置B(宇宙船)、若しくは銀河系の真ん中)からみて猛スピードで動いている訳ですよね、では、動いている現位置A(地球)の方が時間の流れが遅いのでは・・・ということはウラシマ効果と逆になりますよね・・・だから、「運動系は速ければ速いほど時間はゆっくり進むのだ」というのは否定されるのでは・・・。ということは、仮設(案1)見る人(場所)によってさまざまな時間の動きがある!(一概にどっちが早い、遅いは無い)、若しくは仮設(案2)宇宙その物の時間の流れは一緒!でも案1は宇宙自体の時間が矛盾しだしハチャメチャになってしまうので否定したいですけど・・・正しい答えを教えてください。

光と時間  投稿者: 船長  投稿日: 5月31日(火)00時35分54秒

TO:玲ちんさん
いらっしゃい、ご搭乗ありがとうございます♪(^-^)
光と時間についての質問は一番多いです、Q&A履歴の中にもかなり多くの参考になる質問と回答があると思います。
例えば、Q&A履歴(2004年)双子のパラドクス、Q&A履歴(2002年)浦島効果について?等々沢山の質問と回答がありますので参考にしてください。☆☆.。.:*・♪(^-^)

古代ギリシャ人の宇宙観  投稿者: セブン  投稿日: 5月30日(月)22時09分44秒

初めまして。セブンといいます。
古代ギリシャの神々と古代ギリシャ人の宇宙観を述べよというテーマで、どうやって神々が宇宙観を形成することになったかを説明したりしなければいけないんですが、ネットで調べてもギリシャ神話が宇宙観につながってるのは星座のことぐらいしかなくて困っています。情報がのっているサイトや直接情報を提供してくれると嬉しいです。
お願いしますm(__)m

宇宙観と宗教  投稿者: 船長  投稿日: 5月31日(火)00時35分54秒

TO:セブンさん
いらっしゃい、ご搭乗ありがとうございます♪(^-^)
>古代ギリシャの神々と古代ギリシャ人の宇宙観を述べよというテーマ
とのことですが、当時の人々の宇宙観と宗教との関係かなと思います。艦隊のQ&A履歴2001にコペルニクスの地動説と世界観@ Aと天動説と地動説についての質問と回答があります、きっと納得していただけると思います。
もし、不十分でしたらまた質問してください。☆☆.。.:*・♪(^-^)

返事ありがとうございますm(__)m  投稿者: セブン  投稿日: 6月 1日(水)01時35分39秒

がんばってレポやります♪参考にさせていただきますね!お世話になりました(人-)謝謝

金星から見た月  投稿者: なっちゃん  投稿日: 5月21日(土)14時29分9秒

はじめまして☆
月曜日に地学のテストがあり、問題を解いていたのですが、どうしてもわからなく、けれども時間がなく誰にも質問できなくて悩んでいたところ、このサイトを見つけました。疑問に思ったことについての質問ではないのですが・・・(>_<)
金星から見た月が地球から見た満月に比べて約()等級暗いかを『ポグソンの式』を用いて計算するみたいなんですが、教科書や問題集のどこを探しても『ポグソンの式』という公式が載っていなくて、問題の解説を読んでも意味がわからないんです(;_;)『ポグソンの式』って、いったいどんな式なんですか?教えてください☆

ポグソンの式  投稿者: 沼尻  投稿日: 5月21日(土)16時48分37秒

なっちゃんさん、そういう時は、まずYahoo!とかGoogleなどに行き、「ポグソンの式」をキーワードにして、検索をかけてみるのが早いですよ。
M1 (等級差) = 2.512 × logL (明るさの比率)という式が見つかると思います。明るさと等級の関係を表す式ですね。
では、テスト頑張ってください。

光速移動と宇宙の膨張  投稿者: にょ  投稿日: 5月18日(水)10時46分10秒

突然失礼します。
光速について検索していた所、現在光速以下の速度のものは光速時に時間が止まるので光速以上の速度にはなれないと聞きましたがそれならなぜブラックホールにおいて光速である光が飲み込まれてしまうのでしょうか?
またビックバンによって生まれた宇宙が膨張しているとの説が有力ですが計算上は光速を超えて膨張している部分が出来てしまうかと思われます。この点においても光速以上の速度は出せるのではないかと思ってしまうのですが。。?

あと個人的に膨張した宇宙はいずれ逆に収縮していくのではと考えており、その際最終的にもしかすると非常に小さな点になり圧力に耐え切れなくなった宇宙元素が爆発、膨張してまた宇宙を形成していくような気がしてます。場合によってはそれがブラックホールとかホワイトホールでもあるように思っているのですがこのような素人の考えは相当に間違っているのでしょうか??

re:光速移動と宇宙の膨張  投稿者: ルッツ提督  投稿日: 5月21日(土)00時00分24秒

にょ様 はじめまして
ブラックホールに関してのご質問ですが、ブラックホール周辺(時空の地平線より外側 すなわちわれわれに見える方)にある物体から周囲に向かって放出された光を考えると、光は直進するので(空間の曲がりに沿って進むのですが主張したい意味は同様です)、ブラックホールに向かって放出された光はブラックホールに吸収されますが、われわれ(ブラックホール以外の任意の方向)に向かって放出された光は当然われわれが見ることができます。光が呑み込まれたりはしないのです。
ある物体が時空の地平線より内側にあれば、脱出速度は光速を越えるのでわれわれに見えないというだけで、何か(光も含めて)が光速を越えてブラックホールに呑み込まれるというわけではありません。
宇宙膨張に関しても、物体の「移動速度は光速を越えない」というルールがありますが、空間自体の相対的な膨張速度が光速を越えても特に問題はありません。両端に印のある10センチメートルのゴムひもを考えます。このゴムひもを引っ張って20センチメートルに伸ばしたとすれば、両端の印の距離も20センチメートルになりますが、印が10センチメートル移動したわけではありません。ゴムひもが宇宙だと考えれば、移動しない物体間の相対速度が光速を越えてもルール違反ではないことがおわかり頂けるかと思います。
最後の御主張に関しては科学的な裏付けがない個人のお考えなので私がコメントすることは控えておきます。
なお私の回答はあくまで文章表現上のものであり、数学的な解を書いているわけではありませんので不正確な表現があることは本人も承知しております。宇宙論を含め物理学は数学的な記述でしか本当のところは語れないと考えております。(日本語ではどうしても言葉遊びの部分がでてきますし、例え話は所詮例え話でしかありません)

太陽の活動周期について  投稿者: 銀河鉄道管理局  投稿日: 5月 7日(土)16時08分41秒

 オーロラを見に行こうと計画中ですが、最も太陽の活動が活発な時に行けば鑑賞確率も上がるのでは無いかと思いますので 太陽の活動周期を教えて貰えますか?

太陽活動  投稿者: 沼尻  投稿日: 5月 9日(月)23時14分51秒

To: 銀河鉄道管理局さん
太陽活動は、主に11年周期で変動しています。2000年に極大を迎え、2002年頃まで活発な状態が続き、現在は極小期に向かっています。
おそらく、2007年頃に極小になった後、再び活発化し、2011年頃に極大に達すると思います。

太陽活動について  投稿者: 銀河鉄道管理局  投稿日: 5月12日(木)16時05分39秒

>沼尻様

 太陽の活動周期についての解答有難うございます。
という事は、肥大化するほうが縮小するよりも早いという事ですね。つまり肥大化の過程が早いという事は活動が活発になるので2007年以降であればオーロラの観測確率も上がって行くという事ですね。有難うございました。

太陽活動  投稿者: 沼尻  投稿日: 5月12日(木)22時57分29秒

To: 銀河鉄道管理局さん
> という事は、肥大化するほうが縮小するよりも早いという事ですね。
太陽黒点の増減による、太陽活動のグラフは、下のリンク先などにあります。NASAの英語のページですが、グラフを見るだけなら問題ないでしょう。オーロラの出方に、どれだけ影響するかはわかりませんが、参考になればと思います。

http://505.teacup.com/levy5/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fscience.nasa.gov%2Fssl%2Fpad%2Fsolar%2Fpredict.htm

地球の質量  投稿者: 文系なのに理系の宿題  投稿日: 5月 8日(日)00時08分36秒

地球の質量はどのようにして求められるのですか?

Re:地球の質量  投稿者: 沼尻  投稿日: 5月 9日(月)23時14分51秒

To: 文系なのに理系の宿題さん
地球の質量については、例えば以下のリンク先でいかがでしょうか。

http://505.teacup.com/levy5/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fakademeia.info%2Fmain%2Fmath_lecturez%2Fphy_earth_info.htm

最近星の光は…  投稿者: ミルキー  投稿日: 5月 4日(水)20時45分20秒

題名そのままかもしれないのですが、最近星の光は昔に比べてすごく見えにくくなってるみたいですね。
それは、今現在の地球の環境が星の光に昔と比べてどう影響しているからなんですか?
ぶっちゃけ星の光は最近どうして見えにくくなっているのですかと言う事なんですけど…
できれば詳しく教えて頂きたいです。

re:最近星の光は…  投稿者: ルッツ提督  投稿日: 5月 5日(木)00時22分53秒

ミルキー様はじめまして
夜空の星がなぜ見えるかといえば、星の光が周辺の暗い空より明るいからと考えることができます。
昼間に星が見えないのは、太陽の光が地球の大気に散乱して空のあちこちから星よりも強い光が目に到達するから、星自体は光っているのに見ることはできません。
夜空の星が見にくくなったのは、街の光が強くなっていること。また大気中の光を散乱する物質(光の波長とほぼ同じくらいかそれより少し大きい粒子など)が増えたことによって、夜空から目に届く光の量が増え、星の光より強くなると暗い星の光は街の光の散乱光より暗くなり見えなくなってしまいます。つまるところ大量の光を発して、排気ガスや煙を出していることが星が見えない原因だと思います。

太陽定数の求め方  投稿者: ダークマター  投稿日: 5月 3日(火)12時01分35秒

はじめまして、今年から大学生になりまして、太陽定数を求めて来いという課題を出されましたが、先生から与えられた「太陽と地球の平均距離」の値をどのように使用してよいか分からないで困っています。
先生曰く照度がどうも、関係あるといっていたのですが、太陽から出る全放射エネルギーをただ距離で割っちゃったらだめですよね…(汗)

どなたかこんな私に心優しいご指導をお願いします…。

re:太陽定数の求め方  投稿者: ルッツ提督  投稿日: 5月 5日(木)00時08分12秒

皆様お久しぶりです。ダークマター様はじめまして

太陽定数:太陽に対して垂直な地表面1平方センチメートルに1分間に到達する太陽エネルギーと定義されます。
太陽を点光源と考えると、太陽の全エネルギーが拡散して1天文単位の球殻に拡がったと考えます。半径1天文単位の球殻の一部である1平方センチメートルが1分間に受け取るエネルギーが太陽定数となります。
球殻の面積は4πR^2 で R=1天文単位=1.5×10^13cmとすれば 球殻の面積が計算できます。球殻の1cm^2が受け取るエネルギーが太陽定数ですから、太陽放射の全エネルギーは太陽常数×球殻の面積 となります。

re:re:太陽定数の求め方  投稿者: ダークマター  投稿日: 5月 6日(金)00時05分20秒

ルッツ提督様、はじめまして。解説ありがとうございます。すごくよく分かりました。
…が、ええと、つまり、太陽の全放射エネルギーが地球に到達するまでの間に距離によってエネルギーが減っていくとか、そのようなことは考慮しなくても大丈夫!ということですよね。

衛星の数は増えている?  投稿者: じろすけ  投稿日: 5月 1日(日)03時08分42秒

初めて質問させていただきます。
私は塾の講師をしている者です。
とあるテキストの訂正で、木星・土星・天王星・海王星の衛星の個数が大幅に変更になっていたのですが、「現在は木星の衛星は63個もあるのでしょうか?土星の衛星も30個以上あるのでしょうか?」

今までは木星は16個、土星は18個〜となっていたのに数が余りに変わっているので不思議に思い生徒への訂正はGW中に先生が調べてからということでいろいろなところで調べているのですが、決定的な結論が得られず困っています。
天体に詳しい方々、力を貸していただければ幸いです。

わかりました!  投稿者: じろすけ  投稿日: 5月 1日(日)05時21分54秒

ネット上を飛び回っていた結果、いろいろわかり、ここ数年の間に多くの衛星が発見されたことが確認できました。
なんだか独りよがりのようになってしまい、お騒がせしました。すみません。
もともと天体には関心があったのですが、今回の件でこのサイトをお気に入りに追加し、これからもしばしば閲覧させていただこうと思います。どうも失礼しました。

見えているもの  投稿者: スイ  投稿日: 4月15日(金)11時55分14秒

すいません。質問なんですが、光は1光年で1年進むんですよね。
だったら、今見えている1億光年先の星の光(みえるかみえないかは別として)は1億年前の光ってことになって、もしかしたら今はもうその星は無いかもしれない!ってこともありえるのでしょうか?前から疑問に思っていたので、よろしくお願いします。

RE:見えているもの  投稿者: 船長  投稿日: 4月25日(月)11時31分18秒

>見えているもの
その通りです、今見える遥か彼方の数億光年先の星の光は、数億年宇宙空間を旅をして今地球に届いている訳です。これを言い換えると数億光年先の星の過去を見ていることになります。
136億光年先の光捉える事は、取りも直さず宇宙誕生初期の世界を再現することになるのです。

人間って・・・  投稿者: ゆう  投稿日: 4月 5日(火)01時36分56秒

初めて質問させていただきます。
変な質問かもしれませんが、気になって気になって仕方ないのでお願いします。

宇宙空間は真空なのですよね?水中に例えたらいい、と小さい頃教えてもらった記憶があるのですが・・・。でもそうしたら、宇宙に生身の体で飛び出したとしたら、溺れてしまうんでしょうか。
宇宙服を着なかった場合、人間ってどうなってしまうんですか?
呼吸が出来ない、死んでしまう、というのはわかるのですが、どのHPを見ても実際どんなことが起きてしまうのか、とか書いていなかったので・・・。とても気になります。

re:人間って・・・    投稿者: safo  投稿日: 4月 5日(火)09時49分28秒

>人間って・・・
人間は空気の中に住んでおる、空気は目に見えないが人間の体に対して圧力をかけておる。地表に住んでいればこの圧力は1気圧(=1013ヘクトパスカル)という。体の表面1平方センチメートルあたり約1キログラムの力で外から押されているということになるな。人間の体の表面は2平方メートルほどもあるので体全体にかかる力はすごいものがある。
それでも人間の体が押しつぶされないのは、体の内部から外に向けて押し返す力があるからで、空気を呼吸していれば自然にそのようになる
いきなり真空に放り出されれば、外部からの圧力がなくなって人間の体は内部から外に向かって膨張し始める、特に外部とつながっている肺や胃腸が膨張して口や肛門からはみ出すことになる。
また真空では水は水蒸気か氷でしか存在しないので、血液が沸騰して水蒸気になり体中から噴出す。眼なども飛び出してきて蒸気になった血が吹き出す。
とまあ、あまり見たくない光景になりそうじゃ、深海魚を捕らえて空気中に引き上げると、深海の高圧から空気の低圧になり似たようなことがおこる。というわけで息ができないのは同じじゃが真空と水中はまったく別物ということになるな

re:人間って・・・  投稿者: アンタレス  投稿日: 5月 1日(日)18時54分12秒

みなさん、お久しぶりです。

以前は私の質問に丁寧にお答えを頂き、ありがとうございました _(._.)_

ちょっと遅いレスですが少し気になったので、詳しい方々がおられる中に返信を書くのは、すごくドキドキするのですが、補足になればと思い書き込ませて頂きます。

>宇宙空間は真空なのですよね?水中に例えたらいい、>と小さい頃教えてもらった記憶があるのですが・これはおそらく無重力状態の事を言ってるんだと思います。
宇宙空間は無重力なのでそれに近い状態が、水中だと言うことです。実際にいまでも宇宙飛行をする人は宇宙服を着てプールの中で、作業すると言う練習をしているはずです。
もし間違いがあればご指摘下さい _(._.)_

re:人間って・・・  投稿者: ゆう  投稿日: 5月 3日(火)20時45分22秒

safoさまアンタレスさま私のつたない質問に答えていただき有難うございました。血が沸騰するなど、考えただけでゾッとしますね。好奇心と疑問が一気に解決されて本当に助かりました!!

危機  投稿者: 匿名  投稿日: 4月 4日(月)12時26分33秒

もしどこかの国が核兵器を落としたとして、地球の軌道が変わる事はあるのでしょうか?

RE:危機  投稿者: safo  投稿日: 4月 4日(月)12時37分5秒

>危機

理論的には可能じゃが、現実問題として地球上のすべての核兵器を同時に爆発させても、地球の軌道が観測にかかる程度の微細な変化をするにはエネルギー不足じゃ、過去には核兵器以上の破壊力を持つ小惑星が何度も衝突しているが、地球軌道が大きく変わったという証拠はどこにもない。

何故宇宙空間は真空なのですか?  投稿者: shino  投稿日: 3月25日(金)22時52分41秒

始めて質問します。
何故宇宙空間は真空(非常に圧力が低い)なのですか?
星の重力でガスが星の周りに捕らえられているからだ・・・と聞いた事がありますが、本当ですか?
もし、それが理由なら、どの星から非常にはなれた宇宙空間ならば、星の重力を受けにくいので、真空でない場所があると考えていいでしょうか?

RE:何故宇宙空間は真空なのですか?  投稿者: safo  投稿日: 4月 4日(月)12時37分5秒

>何故宇宙空間は真空なのですか?・・・どの星から非常にはなれた宇宙空間ならば、星の重力を受けにくいので、真空でない場所があると考えていいでしょうか?

もし星から遠くて真空でない場所があると仮定すれば そこに大量のガス(原子や分子)があるということじゃから、自分の重力で収縮してきっと星が生まれるに違いない。そうなるとどの星からも遠いという前提が崩れる

反物質って何?  投稿者: 広樹  投稿日: 3月 4日(金)22時17分28秒

ひさしぶりに質問してみます。SFのマンガやゲーム、小説などで反物質や反陽子というものが大抵兵器として使われているのですが、この二つの物質(?)はどういうものなんでしょうか。

Re:反物質って何?  投稿者: ルッツ提督  投稿日: 3月 8日(火)00時48分59秒

反物質については 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8D%E7%89%A9%E8%B3%AA

http://nucl.phys.s.u-tokyo.ac.jp/hbar/toppage.html
に説明があります。
通常の物質と出会うと対消滅をおこし大量のエネルギーが発生します。ビッグバン直後には物質も反物質もほぼ同数あったとされていますが、現在は通常物質しかないのはなぜかという疑問については
http://www.kek.jp/kids/class/particle/matter1.html
あたりに書かれています。ご参照ください。

今、使っていない星座  投稿者: スピカ☆  投稿日: 2月27日(日)14時55分30秒

はじめまして、こんにちわ。しつもんがあってうちました。今使われていない星座は何個ですか?(^_^)

RE:今、使っていない星座  投稿者: 船長  投稿日: 4月25日(月)11時31分18秒

>今、使っていない星座
現在使われていない星座は約26個、約と言ったのは設定した時代や人物がはっきりしなかったり時代とともに自然に忘れ去られ淘汰されたものもあるからです。
星座の始まりは、紀元前3000年シュメール文明が栄えたメソポタミア地方だと言われています。それから数千年後の1928年に現行の88星座に国際天文同盟制定と形で整理されています。
ロマン溢れる星座を誕生させ、人類の歴史を残すユーフラテス川流域も悲しいかな今は戦火の真っ只中のイラク地方です。
一日も早く平和が訪れ、安心して満天の星を仰げる日を人々は待っているはずです。

シリウスは超新星になるのでしょうか?  投稿者: お星様盗賊団下っ端  投稿日: 2月20日(日)03時19分47秒

既出でしたらごめんなさい。
いろいろ調べているうちに、太陽の数倍以上の質量を持つ星が、赤色巨星→青色巨星というプロセスを経た後に超新星爆発を起こす、と言う説が最近有力になっていると知りました。
そしてシリウスは2000年前は赤い星(赤色巨星)で、現在は青色巨星。爆発寸前の姿である、と。
伴星が白色矮星(老齢)で主星が若い、というのは不自然なのでかなり信憑性はあるのですが、ここで疑問が。

太陽は質量が比較的軽く、赤色巨星にはなっても超新星爆発を起こすまでには至らないとされています。
太陽が赤色巨星に進化すると地球の軌道付近まで膨張すると言われていますが、シリウスAは青色巨星であるのにもかかわらず太陽の2倍程度の大きさ、質量しか持っていません。
膨張するまではもっと小さな星だったのではないか?そんな星がはたして超新星爆発などするものでしょうか?

Re:シリウスは超新星になるのでしょうか?  投稿者: safo  投稿日: 2月21日(月)10時45分22秒

>膨張するまではもっと小さな星だったのではないか?そんな星がはたして超新星爆発などするものでしょうか

恒星の膨張とは体積が増加することであって質量の増加ではない。シリウスAが赤色巨星になった時代はなかったと考えられておる。ただし伴星のシリウスBが赤色巨星だった時代は存在したはずである。しかしそれは2000年といった人類の歴史上のことではなく少なくとも数千万年以上前の話じゃ。
シリウスA(主星)が超新星になるかと問われれば いつかは超新星になる という答えが正解じゃ。ただしシリウスAは主系列星であって超新星爆発直前の状態などではない。当然シリウスが2000年前赤い星だったという説も誤りである。
シリウスAとBは同時に誕生してBのほうが進化が速く、白色矮星になっていると考えられているから、シリウスB(伴星)が老齢というのは間違いである。両者の年齢は同じということじゃな、シリウスAのほうが重いのにBより進化速度が遅いのはアルゴルパラドクスで解決されておる。
ここの過去ログにもあるし、下記のURLで詳しく紹介されているのでご覧あれ
http://www.geocities.jp/planetnekonta2/hanasi/sirius/sirius.html

銀河に属さない星はあるの?  投稿者: プロネット  投稿日: 2月18日(金)23時42分38秒

つい最近、時速250万キロメートル近くの速度で銀河系から遠ざかっている太陽の3倍の大きさの星(写真)を発見したというニュースがありました。銀河系より離れ、暗黒空間を漂い、やがて燃え尽きるだろうということですが、実際に銀河に属さない暗黒の宇宙にある星や星団はあるのですか?

RE:銀河間にある星  投稿者: プロネット  投稿日: 3月28日(月)00時26分48秒

誰も答えてくれないんで、自分で探しました。実際に銀河と銀河の間に星があるんですね。このURLにありました。
http://www.naoj.org/Pressrelease/2003/01/j_index.html#prospects

新しい星? 投稿者:スーパーナンパ人  投稿日: 2月16日(水)14時10分18秒

上森星ってありますか?

Re:新しい星? 投稿者:safo  投稿日: 2月17日(木)13時54分0秒

上森はなんと読むのか知らんが かみもり うえもり じょーりん???
いずれにせよ日本人?の名前が付いている恒星も惑星もない。可能性としてあるのは彗星か小惑星じゃが彗星には無いから 下記のサイトで小惑星を調べて見られよ 小惑星の名前を調べるサイトじゃ
http://astro.ysc.go.jp/asteroid.html

銀河系の中心について 投稿者:守田 智勇  投稿日: 2月15日(火)23時05分8秒

僕は、銀河系の中心について知りたいんですが、さっきこのサイトを見ていたところ、銀河系の中心はブラックホールだ、と書いてあるのを見て、ブラックホールは何でも吸い込むって聞いたことがあるから銀河系の中心がブラックホールだったら周りを回っている星の全てを吸い込んでしまうんじゃあないんですか。どうぞ、教えてください。お願いします。

Re:銀河系の中心について  投稿者:safo  投稿日: 2月17日(木)10時31分31秒

>銀河系の中心はブラックホールだ、と書いてあるのを見て、ブラックホールは何でも吸い込むって聞いたことがあるから銀河系の中心がブラックホールだったら周りを回っている星の全てを吸い込んでしまうんじゃあないんですか。

銀河系の中心部には巨大ブラックホールがあると考えられておるが、ブラックホールは「何でも吸い込む」のではなく「吸い込まれた物質は出てこられない」のじゃ(微妙だが違いはあるな)

ブラックホールが周辺の物質(ガスや星など)に及ぼすのは重力だけじゃから、太陽の周囲を公転している惑星と同じで、ブラックホールの周囲を公転している星やガスはブラックホールに落ちることはない。ただし、これらのガスや星が摩擦や衝突によって運動エネルギーを失えばブラックホールに落ちて出てこれないのは本当じゃな。その結果ブラックホールはさらに成長し強い重力を周囲に及ぼすに違いないが、ブラックホールの周囲を高速で公転している星ならば吸い込まれたりはせんということで、掃除機のように吸い込むようなものではないということじゃな

ありがとうございました。 投稿者:守田 智勇  投稿日: 2月17日(木)20時42分35秒

 safo様、分かりやすい説明で教えてくださってありがとうございました。とても参考になりました。また、分からない事がありましたら、どうぞ、教えてください。

冥王星の公転軌道について 投稿者:カコ  投稿日: 1月30日(日)20時38分16秒

初めまして、今晩は。
私は天文学にすごく興味を持っているのですが、疑問に思っていることがあり、伺わせて下さい。

冥王星は他の惑星とは違い、軌道が17度も傾いていると知りました。
そこで、海王星と天王星との軌道にも重なっているのですが、いつか、何億年、何十億年後にはどちらかの惑星に衝突してしまうのかな、と疑問に思いました。

そのことについて、お話お聞かせ願いたいです。僭越ながらも、どうぞ宜しくお願い致します。

Re: 冥王星の公転軌道について。 投稿者:沼尻  投稿日: 2月 1日(火)17時48分21秒

カコさん、海王星と冥王星の軌道については、Q&A履歴にも回答があります。下のリンク先をご覧ください。
簡単に言えば、17度傾いているおかげで、軌道は交差していません。
平面上に図を描こうとするから、一見交差しているように見えるだけです。

http://www.levy5net.com/space/home2003.htm#海王星と冥王星軌道について?

ありがとうございました。 投稿者:カコ  投稿日: 2月 1日(火)19時49分8秒

沼尻様、私の質問に本当に的確にお返事して頂き、本当に有り難う御座いました。私の勉強不足でお手数掛け、申し訳ありませんでした。

しかし、衝突する恐れが無く、本当に安心しました。

またいつやかご厄介になってしまうかと思いますが、その都度にはどうぞ宜しくお願致します。有り難う御座いました。

Re: 冥王星の公転軌道について。 投稿者:safo  投稿日: 2月 2日(水)14時12分45秒

沼尻殿への補足
冥王星と海王星の軌道は、その公転周期が3:2の共鳴関係(レゾナンス)となっておる。
一般に小さい惑星が大きい惑星によって軌道を乱されるのは、衝の前後である。しかし海王星から見た冥王星が衝のとき(太陽・海王星・冥王星と並んだとき)、冥王星は太陽から最も遠く海王星の重力の影響を受けにくい位置にいることがわかっておる。3:2の関係が維持される限り、両者は一定以上に接近することはなく衝突の危険はないといえるな。

年周視差 投稿者:kentii  投稿日: 1月24日(月)21時13分15秒

地球で観測するのと同じ恒星を火星で観測したら、年周視差は地球で観測したよりも、大きい?小さい?

E=MC×Cについて 投稿者:柳井達夫  投稿日: 1月24日(月)17時33分34秒

質量がエネルギーに変わることは身近に起こるようですがこの逆はビッグバンの仮説をのどけばあまり聞かないのですが実際に起こっている例がありますか。

re:E=MC×Cについて 投稿者:ルッツ提督  投稿日: 1月25日(火)23時56分39秒

柳井達夫様はじめまして
熱力学の第2法則によって、エネルギーを放出することのほうが逆の反応より多いのはこの宇宙の特性のようですが、エネルギーが質量に変わることもあります。
超新星爆発などで鉄以上の重元素が作られるときにはエネルギーが質量に変わっているはずです。
例えばウランは核分裂で質量欠損によりエネルギーを放出しますが、そのウランは恒星の内部で核融合の結果作られたものだから、エネルギーがウランの質量に加わったと考えることができます。
もっと卑近な例では、化学反応がおこるだけで吸熱反応は電子の質量を増加させているはずです。もちろん測定限界値以下でしょうが計算することは可能です。

超新星爆発と月について 投稿者:シロ  投稿日: 1月24日(月)16時22分9秒

「1980年代にチリのラスカンパナス天文台等で観測された超新星爆発(スーパーノヴァ)とは?」という問題があるのですがそれはなんですか?
後、ちょっとした疑問なんですが月がたまに赤っぽく見えるのは何故ですか?

超新星について 投稿者:safo  投稿日: 1月25日(火)17時21分14秒

超新星(SuperNova)じゃが1987Aと思われるな ネットを検索すれば大量にヒットすると思われる。
SN1987Aは大マゼラン雲のなかに出現した超新星じゃな。南アメリカ・チリのラスカンパナス天文台の観測で最初に発見・報告され、その後しだいに明るさを増し、半年以上にわたって南半球の空に肉眼で観察できるほど明るく輝き続けたとある。
しかしながら、SN1987Aの爆発を最初に観測したのは天文台ではなく、日本の岐阜県の山中にある地下の観測実験施設「カミオカンデ」で、超新星爆発の光と共に光速でやってきた膨大な数のニュートリノ粒子が地球を貫通しその際に、11個のニュートリノが巨大な水槽の中でとらえられたので有名になったな。

月や夕日が赤いのは 大気による散乱や大気中の微粒子による吸収で、短波長(青など)の光が届かなくなり波長の長い赤だけが目に届くというわけじゃ。

オルバースの背理 投稿者:マヒロ  投稿日: 1月22日(土)23時03分29秒

こんばんは。マヒロと申します。オルバースの背理について伺いたいのです。
「もし宇宙が無限に広くて、どこにも同じように星が存在して輝いているのならば(A)、空のどの方向も太陽の表面のように明るく輝いて見えるはずだ(B)」
(A)文からどのよにして(B)文が導かれるのか教えていただきたいのです。
この背理の意味もよく分からないので大変困っております。
よろしくお願いします。

re:オルバースの背理 投稿者:ルッツ提督  投稿日: 1月23日(日)17時50分42秒

マヒロ様 はじめまして
オルバースのパラドクスについては
まず仮に恒星(自分で光る星)が一様に分布していると仮定しています。宇宙が無限に遠くまであるとすれば、ある任意の方角を見たときそこには必ず恒星があるはずです。

ひとつの恒星が観測者に与える光量は距離の自乗に反比例しますが、観測者を中心とするある一定の距離にある恒星数は(一様に分布しているのだから)距離の自乗に比例するのですから、観測者を中心として任意の球殻を考えると、その球殻から観測者に届く光はどの方向でも同じということになります。

宇宙が無限なら、その球殻も無限にあるのですから、どの方向をみても必ず恒星があり同じ明るさで無限に明るく光っているはずです。途中に光を吸収する暗黒星雲のようなものがあったとしても、光エネルギーを無限に吸収すればガス自体が光るはずです。

もちろん現実に夜空は暗いので 宇宙は無限ではなく「見える範囲は有限」です。宇宙は膨張していて136億光年以上遠くは見えないしそれより古い恒星も無いのでパラドクスは成立しません。

なるほど!! 投稿者:マヒロ  投稿日: 1月23日(日)22時12分44秒

ルッツ提督様、私の質問に親切に答えていただきありがとうございます。先生の説明より、はるかに分かりやすかったです。
大変助かりました。
こんな難しい問題をサックリと答えられるなんて尊敬いたします。
ではでは、この辺で失礼いたします。ほんとうにありがとうございました。

戦闘機で宇宙まで行けるのか? 投稿者:カシム  投稿日: 1月14日(金)02時24分18秒

初めまして、よろしくおねがいします。
昨日、テレビで有名人がミグ25戦闘機で宇宙まで行った事があるということ聞きました。去年、米軍が試作のスペースシャトル用エンジンを搭載した戦闘機が作られました。シャトル用エンジンを搭載しているため高出力エンジンでマッハ7以上でたそうです。しかしミグ25は、いくら速いといえ速度は、マッハ3です。果たしてミグで宇宙まで行けるのでしょうか?。行けるとしたら高度何キロぐらいでしょうか?。答えていただけると恐縮です。

Re: 戦闘機で宇宙まで行けるのか? 投稿者:沼尻  投稿日: 1月15日(土)21時27分41秒

To: カシムさん
宇宙まで行ったと認められるには、高度100km以上まで上昇しなくてはなりません。
この高さでは、空気はほとんどないので、空気が必要なジェットエンジンでは到底行けません。
酸化剤を積んだロケットエンジンが必要になります。

ロシアの戦闘機には詳しくないですが、ミグ25はジェットエンジンを搭載した戦闘機で、最高高度25kmだそうです。
NASAで昔作ったX15などのロケット機なら、宇宙まで到達できますが、ミグでは宇宙まで行くことはできません。
おそらく、下のリンク先にあるような飛行を体験し、宇宙まで行ったと思ったというだけではないかと思います。

http://www.ctn-japan.com/Tracon/Sky/mig25.htm

等級を計算したい 投稿者:岐路  投稿日: 1月 7日(金)09時27分53秒

はじめまして、岐路と申します。よろしくお願いします。
等級には実視等級と絶対等級がありますよね。m-M=5log(r/10)という公式(ポグソンの式だったかな?)を使うと太陽など恒星の等級が分かると聞きました。これを用いて冥王星から太陽はどのくらい明るく見えるかなどを計算しています。そういうのが私は好きなんです。
ここで質問なんですが、惑星の実視等級を計算するにはどんな式を立てればよいのでしょうか?惑星の等級は天文年鑑を見れば分かるのですが、自分で計算して弾きだしてみたいので、どなたか教えて下さい。自分で求めようと思っても難しいので力を貸して下さい。

re:等級について 投稿者:ルッツ提督  投稿日: 1月 7日(金)23時55分33秒

「天体の明るさ」についてのスレッドが過去ログにあります。2004年1月28日のところを見て頂ければsafo様の回答が書いてありますのでご覧ください。
必要なのはAを計算したい惑星、Bを見ている惑星とすれば 太陽−A惑星の距離、A惑星−B惑星の距離、反射能(アルベド)、位相角です。