黄道12星座の天文写真をスライド表示します。 |
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栗田氏撮影 詳細情報はこちら |
満天に輝くおびただしい数の星々の光は、宇宙の遥か彼方から何十年、何百年いや何万年、何億年も宇宙空間を旅して、今私たちの目を楽しませてくれています。
天空に貼り付けられた星々の、位置や形が変わらないのに気付いた古代の人々は、星の並び方の形に名前を付け、時刻を知り、季節を感じました。これが星座の始まりで、5000年位前メソポタミア地方(現在のイラクあたりでしょうか)のバビロニア人の羊飼い達です。それが3000年位前にはギリシャやローマに伝わり今のようなロマン溢れる星座の伝説や神話が語り継がれて来ました。
艦隊は、黄道12星座の伝説や神話に想いをめぐらせながら、現代科学を駆使し、付近の星団、星雲の探訪を続け、更に宇宙の神秘、ブラックホールへの探訪を楽しみながら続けましょう。
●蟹 座 Cancer |
●乙女座 Virgo |
●蠍 座 Scorpius |
●天秤座 Libra |
●双子座 Gemini |
●獅子座 Leo |
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●山羊座 Capricorus |
●水瓶座 Aquarius |
●魚 座 Pisces |
●牡羊座 Aries |
●射手座 Sagittarius |
●牡牛座 Taurus |
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** 黄道12星座の旅でロマンを探してみよう **
二重星には、見かけの二重星と、お互い引力をおよぼしあって、ある一定の周期でお互いの回りを周りあっている連星とがあります。
50光年彼方で輝く、春の星座双子座のα星兄カストルは、二重星であることは御存知の人も多いと思いますが、望遠鏡でも2.9等の隣の星(カストルB)が確認できます、更に1600億キロのところに2.9等のカストルCがあり三重連星になっています。これだけで納まらないのが、宇宙です、このカストルA.B.Cはそれぞれが二重連星で地球から見る兄カストルは六重連星だったのです。
宇宙空間を旅するHale-Bopp艦隊の小さな窓には、何万光年も離れた深宇宙の世界が瞬きする間も無く、飛び込んできます。満天に輝く恒星の半数は連星系とも言われています。他に地球に一番近い恒星4.3光年のケンタウルス座のアルファ・ケンタウリは三重連星、おおぐま座のミザールのそばにアルコルが寄り添い見かけの二重星で4光年も離れていました、よく見るとミザールには別のエメラルド色の3.9等の星が近くにあり、それぞれが連星をなし実に四重連星でした、またはくちょう座のβ星アルビレオ(320光年3.08等)は、天上の宝石と言われ、黄色の3.1等星と青色の5.1等星が34.4秒で並んで、双眼鏡でも分離できる最も美しいと言われる二重星です、まさに夜空に置き忘れたサファイアとルビーの輝きは、天上のロミオとジュリエットとロマンチックに表現した人もいます、永遠に人々の心に輝き続ける星です。
黄道上の医神アスクレピオスのへび使い座にバーナード星(5.9光年9.5等)がある、近づいてみるとなんと毎秒108kmのスピードで地球に向かって進んでいるではないか、これは地球から見て180年で満月の直径分(0.5度)移動することになるそうだ、そして1万年後には3.8光年まで近づくことになる。そうです全ての星は思い思いの方向に固有運動をしています、牡牛座の一等星アルデバランも、2000年で月の直径の1/4、牛飼い座の一等星アークトゥルスに至っては、1570年で1度すなわち満月2個分移動することになり、5万年後には乙女座のスピカの近くまで来ます。ちなみに我が母なる太陽も恒星のひとつであり、秒速20Kでヘルクレス座の方向に進んでいます、もちろん地球や火星、土星、金星等太陽系の9惑星を引き連れて・・・・・・・。
あの奇麗なひしゃくの形をした北斗七星も内側の星5個は、柄の先の方に秒速30Kで進み両端の2星は反対の方向に進んでいるそうで、5万年もするとひしゃくがひっくり返り、反対を向いていることでしょう。
この北斗七星の5個の星と同じ運動している星が20個ほどあるそうです、おおぐま座運動星団と言われています、何億年か前に同じ星雲から生まれた兄弟星なのだろう。そう言えばあの「すばる」と呼ばれるプレアデス星団は、二、三千万年前に生まれ250個ほどの集団ではと座の方向に秒速20Kで移動しています、牡牛座のヒアデス星団はオリオン座ベテルギウス方向に向かって秒速40Kで移動していると言われます。
同じ星間分子雲から生まれた兄弟星でOBアソシエーションと呼ばれる、同じ空間運動をするまばらな集団もある、散開星団より大きな星間分子雲から生まれた兄弟星と思われているようです。
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