星座・ 星雲 ・星団の神秘
Constellation・Nebula・Starcluster

宇宙には私達の知らない世界が限りなくあります。太陽の数百倍もの巨星,いつも同じ位置に見える星座でも夜空を疾走している星、あなたは知ってますか太陽が移動していること、そうです宇宙は神秘の宝庫です、そして感動の宝庫です。

 一等星の名前と特徴はこちらでご覧になれます。

全天88星座のうち12星座を除いた星座と星団,星雲です。

黄道12星座 こぐま座 おおぐま座 こと座 わし座 はくちょう座
りゅう座 カシオペア座 ペガスス座 アンドロメダ座 オリオン座 ケンタウルス座
へび使い座 ヘラクレス座 ペルセウス座 こじし座 うみへび座 うしかい座
くじら座 やまねこ座 ろくぶんぎ座 からす座 コップ座 ポンプ座
かんむり座 つる座 ほうおう座 ちょうこくしつ座 ろ座 みなみのかんむり座
たて座 や座 いるか座 こぎつね座 ケフェウス座 とかげ座
けんびきょう座 こうま座 みなみのうお座 おおかみ座 はえ座 はちぶんぎ座
ふうちょう座 コンパス座 みなみのさんかく座 じょうぎ座 さいだん座 くじゃく座
ぼうえんきょう座 インディアン座 きょしちょう座 かみのけ座 エリダヌス座 らしんばん座
レチクル座 とけい座 かじき座 テーブルさん座 りゅうこつ座 ほ座
カメレオン座 とびうお座 みずへび座 がか座 ちょうこくぐ座 へび座
りょうけん座 さんかく座 みなみじゅうじ座 ぎょしゃ座 おおいぬ座 はと座
きりん座 うさぎ座 こいぬ座 いっかくじゅう座 とも座  
           
プレセベ星団 M13 干潟星雲 アンドロメダ大銀河 M33 プレヤデス星団
ヒヤデス星団 オリオン大星雲 オメガ星団 イータカリーナ星雲 大・小マゼラン星雲 星団・星雲一覧

 

紹介しきれない、花とギリシャ神話、衛星の名前と由来、トロイア戦争のページへジャンプ出来ます。

おおぐま座(Ursa Major) 神話 先頭へ戻る

誰でも知っている「北斗七星」が,おおぐま座の背中にあたります。北斗七星の柄の先から2番目の星がミザール,そしてすぐそばに小さな星アルコルが輝いているのが分かります。これが目試しの星として知られています。またこの星座には銀河がいくつかありその中のひとつM82は,銀河自体が大爆発しているとして注目されています。

こぐま座 (Ursa Minor) 先頭へ戻る

北斗七星のひしゃくの先の,2つの星の距離を5倍先に延ばして下さい,ここに輝く星が北極星です。この星を基準に北斗七星と向かい合うように小さなひしゃくの形に星が並んでいます,これがこぐま座です。全ての星は時とともに位置を変えるのに,北極星は位置を変えることなくいつも北の空に輝いています、本当は変わるんですけどね。

へびつかい座(Ophiuchus)・へび座(Serpens) 神話 先頭へ戻る

夏の代表的星座さそり座の上に,大きな5角形に星が並んでいるのがへびつかい座です。この星座の左右にはへび座が連なっています。昔は一つの星座としてみていたようです。ここでは,巨大な冷たいガスが渦巻きながら収縮しています,今まさに新星が誕生しようとしている姿です。数万年後には新しく生まれた星が夜空に明るく輝きます。

ヘラクレス座(Hercules) 神話 先頭へ戻る

うしかい座のアークトゥルスとこと座のベガの間に位置し,羽を広げた蝶のような形に並んでいるのがヘラクレス座です。頭に輝く三等星ラス・アルゲティは,へびつかい座の五角形の頂点の星と並んで輝いています。胴体のあたりには,北半球で最も壮大な球状星団M13があります。

こと座(Lyra)  神話 先頭へ戻る

こと座の一等星ベガは,夏の星座を形づくる星の中では最も明るく輝き,全天でも5番目の明るさです。ベガはヨーロッパでは夏の夜の女王と呼ばれ,日本でも七夕の,織り姫星として昔から親しまれています。またベガの近くにあるイプシロン星は肉眼では一つの星ですが,双眼鏡で見ると二つに分かれてみえ,小型望遠鏡ではそれぞれがまた二つに分かれてみえる星です。2重星です。

わし座(Aquila) 先頭へ戻る

一等星アルタイルと,アルタイルを真ん中に三つの星が並んでいるところがわし座です。アルタイルは日本では,七夕の彦星として知られています。こと座のベガ,わし座のアルタイル,はくちょう座のデネブは夏の宵頭上高く,大きな二等辺三角形を描いて輝いています。これを「夏の大三角形」と呼ばれています。

はくちょう座(Cygnus) 神話 先頭へ戻る

目印は,一等星デネブから大きな十字の形に並ぶ星座です。この星座は夏の星座に分類されますが、クリスマスの頃は、西の宵空にデネブから大きな十字を描くことから、北十字星(ノーザンクロス)とも言われます。はくちょう座のくちばしに輝く星アルビレオは,オレンジ色と青い色の星が寄り添って輝く全天で最も美しいと言われている二重星です。デネブの隣に位置する北アメリカ星雲があります。また惑星状星雲と呼ばれる星雲M57(リング状星雲)M27(アレイ状星雲)も小型望遠鏡で見ることができます。

りゅう座(Draco) 先頭へ戻る

りゅう座は,こぐま座を取り囲むように位置しています。ベガと北極星の間にある二等星を含む4個の星が,小さな歪んだ四角形に並んでいるところが竜の頭にあたります。毎年1月4日未明に,このりゅう座方向からたくさんの流れ星が放射状に出現することが知られています。これをりゅう座流星群と呼ばれ最大で1時間に100個以上の流星が出現します。

カシオペア座(Cassiopeia) 神話 先頭へ戻る

五つの星がWの形に並んでいるのがカシオペア座の目印です。カシオペア座は天の川の中にあり,双眼鏡を向けると無数の微星がきらめきとても美しい所です。ここにはたくさんの散開星団があり,小型望遠鏡を向けると次々に視野に飛び込んできます。この星座は北斗七星とほぼ180度離れており,北斗七星が地平線近く位置する時,かわってこのカシオペア座が北極星を指し示します。

ペガスス座(Pegasus) 神話 先頭へ戻る

三個の二等星と一個の三等星が大きな四角形を描き,秋の宵頭上高く輝きとても目立ちます。「秋の大四辺形」と呼ばれ秋の星空のシンボルとなっています。

アンドロメダ座(Andromeda) 神話 先頭へ戻る

ペガススの大四辺形の北東の星から,星がAの文字の形に並んでいるところがアンドロメダ座です。この星座にはアンドロメダ大銀河(M31)があります。地球がある銀河系のとなりにあり230万光年の彼方にありながら,空が暗ければボーッと輝く姿を肉眼で見ることができます。

オリオン座(Orion) 神話 先頭へ戻る

冬の季節を代表する、全天で最も形の整った星座です。二つの一等星(リゲルとベテルギウス)と二つの二等星が長方形を描きその中に,三つの二等星が斜め一列に並んでいます。一等星を二つも持つ星座は,全天88星座のうち三つです,日本から見えるのはこのオリオン座だけです。
ベテルギウスはおおいぬ座のシリウスこいぬ座のプロキオンの三つの一等星で「冬の大三角形」を作ります。またこのオリオン座は新しい星をどんどん生み出しているところでもあります。

ケンタウルス座(Centaurus) 神話 先頭へ戻る 南天の空

天の川に沿って並んだ二つの一等星が目印です。α星は-0.27等のリゲル・ケンタウルス(ケンタウルスの足の意)、β星は0.61等のハダル(地面の意)で330光年ケンタウルス座はみなみ十字座を取り巻くように連なっています。一等星のα星は4.3光年の距離にあり地球に最も近い恒星です。
α星とβ星を結んで延長すると南十字星にあたることからサザンポインターズと呼ばれています。
ケンタウルス座では現在二つの銀河が合体している姿の銀河ケンタウルス座Aが見られます。小型の望遠鏡でも半分に割れたような不気味な姿を見ることができなす。

ペルセウス座(Peseus) 神話 先頭へ戻る

カシオペア座とアンドロメダ座の下の方に,いくつかの星が人といいう文字のように星が並んでいます,これがペルセウス座です。この右下には(すばる)と呼ばれる,牡牛座のプレヤデス星団,ヒヤデス星団も見えます。毎年8月12日頃この星座から沢山の流星が出現します,ペルセウス座流星群です。やや上の方に散開星団が二つ並んだ二重星団があります。

プレセペ星団(M44)先頭へ戻る 神話

かに座の甲羅の真ん中にある星団,空が澄んでいるところならボーッと幻のように見えます。双眼鏡を使えば数70個以上の星がまかれたように見えます。散開星団の代表的存在,距離515光年
プレセペはラテン語でかいば桶の意蟹座のγ星アセルス・ボレアリス(北のロバの子)、δ星アセルス・アウストラリス(南のロバの子)と呼ばれギリシャ神話にも登場しています。
イギリスでは、星団の星を蜜蜂にたとえ、ビーハイブ蜂の巣星団というそうです。

ヘルクレス座球状星団(M13 先頭へ戻る

ヘルクレス座の腰のあたりに,肉眼では見えませんが双眼鏡を向けると丸く小さな光の雲の様な姿を現します。望遠鏡で見るとおびただしい数の星が球状に集まって見えます。このように数万数十万の星が集まっているのを球状星団と呼ばれています。距離2万3500光年
このような球状星団は銀河系内で100個ほど見つかっています、そしていずれも100億年以上もたった年老いた星々です。この種類の星団は銀河系の中心を丸く囲むように位置しているのも特長です。太陽系から一番近い球状星団は8200光年のさいだん座NGC6397です。

干潟星雲(M8) 先頭へ戻る

近くにある星の光を受けて輝く塵とガスでできた雲です、これが散光星雲、いて座にあるM8が代表的な散光星雲です。双眼鏡で見ると淡く広がった光のベールに包まれて、いくつもの星がきらめき、神秘的な光景が見れます。距離3900光年、直径25光年の星雲。その先5600光年彼方には直径15光年の散光星雲M20があります。

アンドロメダ大銀河(M31) 神話 先頭へ戻る

銀河系の外にありながら肉眼で見ることのできる唯一の天体が,このアンドロメダ大銀河(M31)です。双眼鏡ではアンドロメダ座の腰のあたりに楕円形の光の雲が見えます。これは230万光年の彼方にあり,約4000億個の星が渦巻状に集まった巨大な銀河の中心部です。この中心には太陽の数百万倍,数千万倍の重さの超巨大ブラックホールが潜んでいるとも言われています。

さんかく座系外星雲(M33 先頭へ戻る

さんかく座にある銀河。距離250万光年,直径はM31の約4分の1。

プレヤデス星団(M45) 神話 先頭へ戻る

日本名すばると呼ばれ、肉眼で6、7個の星が固まって見える、とても有名な星団です。おうし座の背中に位置し双眼鏡を向けると大小120個の星が青白く輝いています。この輝きは、星間物質のガスや塵が薄く存在し星の光を反射して輝き、よりいっそう星々の光を潤ませ神秘的な輝きを発しています。この星団はとても若い星団で生まれてから2,3千万年しかたっていないそうです、そのためガスや塵の星間物質がまだあるのです。星団の中のひとつアルキオネは光度なんと太陽の1千倍と言い、星団の中の星の総数は500個を超えると言われています。距離400光年,3番目に地球に近い星団です。

ヒヤデス星団(Mel 25) 先頭へ戻る

おうし座の顔を形づくる星のほとんどが,ヒヤデス星団のメンバーです。かなり広く散らばって見える為,星団という感じがしません、約100個の星々からなる星団です。一番明るい星は太陽の50倍あると言います。距離150光年で地球に一番近い星団で、プレアデス星団に見られるガスや塵が少ないのはプレアデス星団より早く誕生したからと言います。

オリオン大星雲(M42) 先頭へ戻る

オリオン座にオリオン大星雲があります。肉眼でもボーッと輝いているのが分かり,小型望遠鏡を向けると数個の明るい星を中心に蝶々のような美しい姿が浮かび上がります。日本から見ることのできる天体の中では,最も美しい天体と言われています。距離1500光年,直径15光年,M42はプレアデス星団のように星の光を反射するだけでなく、自ら発光しているといわれ、発光星雲とも言われます。この星雲の中にトラペジウムと言われる強い紫外線を放つ4重星があります。この紫外線が厚さ6光年の星雲を高温プラズマ化して、あの巨大な蝶のような星雲の輝きを演出しています。しかしその背後にはM42の数十倍も巨大な暗黒星雲が潜んでおり、オリオン座を形づくる星の多くは,この星雲の中から生まれてきたと言われています,そして今なおこの星雲の奥深くでは,新しい星が作られています。オリオン座の星はすべてM42から生まれ若く100万年位と言われています(オリオン・アソシエーション)。

オメガ星団 先頭へ戻る

ケンタウルス座にある球状星団です。望遠鏡なら銀河系最大の球状星団の姿が迫力でせまってきます。距離1万7000光年,全質量は太陽の500万倍以上もあります。

ータカリーナ星雲 先頭へ戻る

中心にりゅうこつ座イータ星が位置していることからこの名前が付いています。南半球自慢の天体です。距離8000光年,直径85光年の巨大な星雲です。中心のイータ星は異常な星として知られています,大量のガスを放出していて今でも時速200万Km以上で膨張を続けています,数千万,数億年の星の一生の中でほんの数百年しか続かないだろうと言われています。

大・小マゼラン星雲 先頭へ戻る

大・小マゼラン雲は,まさに南天の夜空にぽっかり浮かぶ白い雲のように見えます。これらは,私たちの住む銀河系のお供の銀河たちの姿です。大マゼラン雲は双眼鏡で見ても,視野からはみ出すほどに大きく光のベールが広がり,視野のいたるところに小さな星団や散光星雲が散らばって見えます。距離16万光年,銀河系の10分の1質量を持つ銀河です。小マゼラン雲は20万光年の彼方に位置します。
大マゼラン雲は,地球から16万光年の距離で銀河系の10分の1
小マゼラン雲は,地球から20万光年の距離で銀河系の100分の1  

かに星雲 先頭へ戻る

牡牛座の角の先に位置し、1054年星が大爆発して星の一生を終えました。小望遠鏡でぼんやりした光に見えます、超新星残骸と呼ばれる天体です。今でも秒速1000kmというものすごいスピードで膨張し続けています。はくちょう座の網状星雲、双子座のIC443は超新星残骸です。
星が老化し膨らみ、ガスが宇宙空間に飛び出し、戻れなくなったのが惑星状星雲ですが、リング星雲、あれい状星雲、ふくろう星雲等は中心星からの質量放出が緩やかで(膨張も秒速20km位)同じ仲間の星雲ですが、かに星雲とは区別されます。
今尚膨らみ続けています。距離7200光年 

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 オリオン大星雲
 
生命の息吹が聞こえてくる
 遥かなる銀河の旅 
 
果てしない深宇宙へ・・・・。
 球状星団の旅
 
生まれる星があれば年老いてゆく星もある。 
 ブラックホールの謎
 
降着円盤・事象の地平面。
 国際宇宙ステーション計画
 
2003年完成めざしていよいよスタート
 彗星・流星の正体
  ヘールボップ彗星・しし座流星群の謎
 黄道12星座の旅
 
12星座の歴史・星図・神話・運勢占い 。 
 南天の空
 
ケンタウルス・大小マゼラン星雲。
  プラネットワールド 
  太陽系惑星の謎を探ります。          
 神秘なる恒星を訪ねて
 
一等星の固有名・宇宙空間ってどんな距離
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古代から語り継がれる神話と伝説


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