惑星には内惑星(水星,金星)と外惑星(火星,木星,土星,天王星,海王星,冥王星)があります。内惑星は,地球より内側に位置する為,夕方西の地平線上か,明け方東の地平線上に輝いて見えます。金星が明けの明星宵の明星と言われる由縁です,そして金星は惑星の中で最も明るく輝きます。

帰り道、星はと見れば、「夏の大三角形」が西の空に傾き、天頂には秋の星座達、アンドロメダ、天馬ペガススが昇っています、夜も更けると秋から冬の星座へと移り変わりオリオン座、おおいぬ座等で夜空が華やかに賑わいます。夜明け前にはもう春の星座達が東の空で天頂を目指し、出番を待っています。

エンデバーが飛ぶ、コロンビアが飛ぶ、ディスカバリーが飛ぶ火星探査機プラネットB彗星探査機スターダスト宇宙は今大忙しです、おかげで私も情報を追いかけるのにてんてこ舞い、でも東京の空を見上げるより宇宙空間の方がずーと夢がある!

水 星 金 星 火 星 小惑星 木 星 土 星 天王星 海王星 冥王星 彗 星
MERCURY VENUS MOON MARS ASTEROID JUPITER SATURN URANUS NEPYUNE PLUTO COMETS
  2003年見える時期と位置
水 星 (MERCURY) 明け方東の空:1月30日、9月26日前後。夕方西の空:4月15日頃観望できます。
金 星 (VENUS) 1月〜2月:、5月下旬以後:宵の明星、11月以後:明けの明星観望好機
火 星 (MARS) 蠍座、へびつかい座に1等級で観ることができます、今年は8月27日の超大接近が待ちどうしい。
木 星 (JUPITER) 1月〜4月がかに座でからしし座へ移動観望好機。
土 星 (SATURN) 土星は1月から5月頃まで牡牛座を移動する。6月上旬からふたご座、リングの見え方も今年は好機です。
天王星 (URANUS) 1月中旬山羊座からみずがめ座へ移動します。6等星
海王星 (NEPTUNE) 山羊座を行き来します。8等星
冥王星 (PLUTO) へび使い座を移動。14等星
1AUは太陽、地球間の平均距離で1天文単位と言う
惑  星 チチウス・ボーデの数列 惑星の軌道半径(距離)AU
水  星 (4+  0)÷10= 0.4  0.39
金  星 (4+  3)÷10= 0.7  0.72
地  球 (4+  6)÷10= 1.0  1.00
火  星 (4+ 12)÷10= 1.6  1.52
小惑星 (4+ 24)÷10= 2.8  2.77
木  星 (4+ 48)÷10= 5.2  5.20
土  星 (4+ 96)÷10=10.0  9.55
天王星 (4+192)÷10=19.6 19.22
海王星 (4+384)÷10=38.8 30.07
冥王星 (4+768)÷10=77.2 39.52
上の等比級数の法則は1766年チチウスが発表し、1772年ボーデが採用した。
1781年3月
天王星が発見された時、これがボーデの法則の19.6AUとピタリ一致したのでさあ大変、それでは火星と木星の間まだ発見されていなかった2.8AUの新惑星を探せと大騒ぎになったそうです。
1801年1月1日イタリアのシシリー島でピアッツィが2.77AUの小天体を偶然発見してしまう、これが最初の
小惑星で直径910キロ、シシリー島の女神セレスと名づけられた。その後、パラス、ジュノー、ベスタとぞくぞくと小惑星が発見され、小惑星帯と言われている。
そうなると、後に発見された海王星(1846年)と冥王星(1930年)の位置は?疑問が残る、
冥王星海王星の衛星と考える仮説が正しければ、近い将来77.2AU付近に新惑星発見のニュースが世界を駆け巡るかも知れない、1年に満月1個分動く太陽系最果ての惑星を探して・・・・・・・・・・、宇宙を駆け回る彗星だけが知っているのかもしれない。
2001年5月海王星軌道の外側(43AU)を回る小惑星「エッジワースカイパーベルト天体」が発見されました、大きさは1200kmと計算され最大の小惑星の座はセレスから今回発見された小惑星(仮符号2001KX76)に変わりました。
1996TL66(1996/10/9発見20.9等)小天体は遠日点130AUを超える新種のカイパーベルト天体または、
海王星以遠天体(TNO:Trans Neptunian Obiests)と呼ばれる小惑星です。
1986TOは、地球の
トロヤ群とも言われだした小惑星です。
月間天文 Sky Radar
ルイジアナ州立大のディミトリス・クリストドゥールー氏は、惑星位置の謎解明のための次のようなことを発見した。太陽系誕生時の巨大ガス星雲中でガス圧がどのようにガス収縮に影響するかを調べ、ガス密度が太陽からの距離にしたがって、高くなるところと低くなるところを繰り返しながら、その振幅が減衰して行くのを突き止めた。
この振幅の3番目の山に地球を当てはめると、全ての惑星がきれいに山に当てはまったと報告しています。小惑星のハンガリア族は6番目、小惑星帯が7番目から10番目、最遠の外惑星も山に合うと言う、更に興味深いのは、当該惑星が発見されていない外側にも振幅グラフにかなり山が残っているそうです、一つだけまだ説明出来ないのが4番目が空白で、5番目の火星が山から少しずれているそうだ。
もし、4番目にあった惑星が数十億年前、火星と衝突し火星の軌道を動かし、その惑星の破片が小惑星の一部となり、一部が地球の衛星「月」になったのだとしたら、だって月は地球にとっては大きすぎると言うじゃないか?また月は地球に天体が衝突して出来たとの有力説も支持されている・・・・・・・・チチウス・ボーデの法則敗れたり!ロマンは尽きない。      
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