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ここ数年流星群のピークをズバリ的中しているデビット・アッシャ博士(1966年イギリス生まれの天体物理学者)
の予報を疑う者はいない、彼の予報では以下の通り。
○第一ピーク:11月19日12時56分・・・1767年回帰のダストトレイル通過
○第二ピーク:11月19日19時34分・・・1866年回帰のダストトレイル通過
間違いなく流星雨になると言うが、いずれもヨーロッパ、アフリカ、北米でしか観測できない、日本ではどうか
というと、予報の時間がずれたり出現の時間帯が長い場合を考慮すると、18日夜半〜19日早朝、19日夜半
〜20日早朝となりピーク前後の流星を観られるでしょう。
また、下の図を参考にしてもらうと1965年回帰のダストトレイルに地球が接近するのが18日早朝です、この
18日早朝に小ピークの可能性も予報されています。
とは言うものの、流星雨にならないまでも、毎年そこそこの流星は観測できますので18日未明〜20夜半まで
は夜空を仰ぎたいものです☆☆.。.:*・♪(^-^)

2001年感動的なしし座流星群(Leonids)を観るため夜空を見上げたあなた、あらためて夜空に輝くあの星何だろうと思った人も多かったのではないでしょうか。そんな人のために、しし座流星群と星空情報をこのページにUPしてみました。

 拡大します     横田氏撮影:詳細情報こちら

 

1999年、2000年としし座流星群の出現ピークを正確に予測した人がいて、今年は彼の予報が日本中を賑わす事になりました。彼の名はデビット・アッシャ博士(1966年イギリス生まれの天体物理学者)
博士の理論では、しし座流星群の母彗星テンペル・タットル彗星の軌道に沿って存在するダストの帯の中に拡散せず密度の高い領域「ダストトレイル」が形成されると言う、この「ダストトレイル」を地球が通過することで流星雨が発生する。何故「ダストトレイル」が存在するのかは、天体物理学者の博士の言葉で木星が14公転する間に彗星が5公転する共鳴周期が原因なそうだ、更に木星の摂動と彗星軌道から「ダストトレイル」の位置を算出出来るのだと言う。実績を持つ博士の理論を信用すると2001年は日本で大流星雨が出現することになったのです。
当日は日本全国ほぼ全域が晴れ渡り、絶好の流星観測日よりとなりました、午前0時過ぎには流星雨を予告するかのように、しし座の方角から地平線を上るように流星が流れ始めました、ピーク時には予告通り数え切れないほどの流星が正に雨のように降り注ぎました、東の空が白み始める頃になっても流星は出現していました、感動をありがとう。
2001年11月19日 3時19分 1866年回帰時のダストトレイルのど真ん中を地球が通過!
出現数1時間当たり15000個、正に流星嵐!

 

獅子座 ネメアの森の不死身のライオン
栗田氏撮影 詳細情報はこちら
双子座 カストルとポルックスの神話 牡牛座 ゼウスが変身した純白の牡牛
栗田氏撮影 詳細情報はこちら 栗田氏撮影 詳細情報はこちら
蟹座 アミモーネの沼に住む化けガニ 乙女座 正義の女神アストレイア
栗田氏撮影 詳細情報はこちら 栗田氏撮影 詳細情報はこちら

11月19日0時過ぎの空は、北風が雲をすっかり吹き払い、「さー出て来い流星」と言わんばかりに全天晴れ渡りました。東の空には輻射点となるしし座が北斗七星と並んで昇り、今年は流星観測の天敵、月明かり(三日月)も宵のうちに沈み絶好のコンデションだ・・・・・やや南側には、うみへび座のα星アルファルドが輝き、天頂近くには冬の星座達が形作るダイヤモンドがギラギラ輝き、わがもの顔でオリオンが剣を振り上げている。天頂に美しい輪を持つ土星がおうし座に、ひときわ明るい木星が双子座、7人姉妹プレアデス(和名すばる)、西の空を見ればペガススに追われるようにはくちょう座が沈みかける北十字、振り返って北の空を見れば、カシオペア座が北極星ポラリスを指し、カシオペアの自慢話しのおかげで、海の怪物の生け贄にされた、一人娘アンドロメダ姫アンドロメダ座が、父のケフェウス座と母のカシオペア座に見守られながら夫のペルセウス座と共に夜空に輝き、オリオンの足元では流星に驚いたのかうさぎが逃げ惑っています。

冬の大三角(プロキオン・ベテルギウス・シリウスを結ぶ正三角形)の中には、女の子にはからっきし弱い
伝説の動物一角獣涙ぐんでる小犬、平和のシンボルはと座が見えます。
首が痛くなるほど夜空を仰ぎ、あっちに流れた、こっちに流れたと歓声が上がる、寒さも忘れ流星雨よ発生してくれ、祈るような気持ちでピーク予想の3時19分を暗い夜空を見上げながら待ちわびる。

いくつ数えたろうか、願い事を言うのも忘れてる、極大予想時刻は3時19分、期待と不安を交錯させながら降り注ぐ流星雨を浴びた驚きと感動の一大天文ショー、瞼に余韻を残しながら・・・・・茫然と夜空を見上げる、もう5時を回った、東には春の大曲線、北斗七星の柄からうしかい座のアークトゥルス、乙女座のスピカへと続く、そしてさらに南に何故か
うそつきからすのからす座が・・・・・・・口は災いの元、このカラスの告げ口のためアポロンの愛人コロニスが殺されてしまいますが、お腹に宿っていたアポロンの子は助かったのです、後の医神アスクレピオスです。カラスはそれまで純白の羽を持ち人語を話していたが、以後、罰を受け真っ黒になりカーカー鳴くだけです。

こうして2001年世紀の一大天文ショー、レオニーズ獅子座流星群は終わりました、そして次は12月14日双子座流星群が来るのだ!12月14日見上げる初冬の空も11月19日と全く同じ星空が巡ってくる、流星を待ちながら星座にまつわる神話や伝説に想いを巡らせ、夜空の星と戯れてみてはいかがかな!

12月14日の双子座流星群もまた獅子座流星群と同じように見えるはずです、数はちょっと少ないですが、でも毎年なかなか活発に1時間あたり100個近い出現をしている三大流星群のひとつです。
そして獅子座流星群を発生させたのはテンペル・タットル彗星であったことも知ったはずです、では双子座流星群の母彗星は何だろうと想うのは当然です、これが
小惑星ファエトンとは・・・・・・・・・・・・・・・。

プロキオン(こいぬ座)〜シリウス(おおいぬ座)〜リゲル(オリオン座)〜アルデバラン(牡牛座)〜カペラ(ぎょしゃ座)〜ポルックス(双子座)の一等星6個を結んで出来る6角形を「冬のダイヤモンド」と言い最も賑わいを見せる冬の星座の銀座通りです。
また、「冬の大三角形」はシリウス〜プロキオン〜ベテルギウス(オリオン座)を結んでできる正三角形を呼びます。
もしこのベテルギウスが太陽の位置にあったら、地球は愚か火星、木星軌道までもすっぽり入ってしまう、巨大な赤色超巨星で直径が太陽の700倍もあります、オリオンが西に沈む頃東の空に昇る蠍座の真っ赤なアンタレスは230倍、くじら座の変光星ミラも450倍と言います。
     あなたが見上げる冬の星空の遠く遥か彼方に神秘とロマンがいっぱい詰まっています。

蟹座のプレセベ星団 *ペルセウス座の二重星団 *プレアデス星団 *ばら星雲 *まとめてギリシャ神話子持ち銀河 *アンドロメダ銀河 *牡牛座のかに星雲 *オリオン座馬頭星雲乙女座銀河団 *ソンブレロ銀河 *オリオン大星雲 *ウルトラマンの生まれ故郷 小惑星の名前と由来
 
流 星 群 名 極 大 日 1時間当たりの出現数 母 彗 星
りゅう座ι流星群 1月3日〜4日 50  
こと座流星群 4月22日〜23日 10 サッチャー彗星
水瓶座η流星群 5月5日〜6日 10 ハレー彗星
水瓶座δ流星群 7月29日〜30日 20  
山羊座α流星群 8月1日〜2日 10  
水瓶座ι流星群 8月7日〜8日 10  
ペルセウス座流星群 8月12日〜13日 50突発流星群あり スイフト・タットル彗星
オリオン座流星群 10月21日〜22日 20 ハレー彗星
牡牛座流星群 11月4日〜5日 10 エンケ彗星
獅子座流星群 11月18日〜19日 20突発流星群あり テンペル・タットル彗星
双子座流星群 12月14日〜15日 50 小惑星フェアトンか?
この素晴らしい写真は、2000年8月12日に
ワシントン州レーニア山国立公園のサンラ
イズポイントでダニエル・ハーシュマン氏が
撮影したものです。

2000年8月12日のペルセウス座流星群の
ピーク直前に、太陽からの衝撃波が地球
の磁気圏と衝突して激しい地磁気嵐を引
き起こしたものだと言います。
ペルセウス座流星群の観察に思わず出く
わした天空ショーに驚きと感動の一夜を過
ごしたことでしょう。日本でもこんな天空ショ
ーが起きる事を期待しながら・・・・・・・・・。
http://spacescience.com/headlines/y2000/ast14aug_1.htm

スターダスト打ち上げ成功 

彗星への最初のアメリカのミッションである、NASAのスターダスト探査機は、99年2月8日午前6時04分15秒にフロリダのケープカナベラル空軍基地からデルタIIロケットで、打ち上げられ、最終段階で探査機の太陽電池板が太陽方向へ向けられ、打ち上げは成功しました。探査機のシグナルは、打ち上げ後51分、午前6時55分に、オーストラリアのキャンベラにあるNASAの深宇宙ネットワーク コンプレクスで受信された。

スターダストは、彗星コマと星間空間の塵サンプルを採取し、それを地球へ持ち帰るというもので、探査機が毎秒6kmで2004年1月ウィルド2周期彗星のコマ中へフライバイしている間に、カプセルに塵を取り込み、パラシュートがついたこのカプセルは、2006年1月の地球大気圏再突入で地球にユタ州の砂漠に落とされ、回収されたサンプルは地球で詳細な調査が行われます。
スターダストは、2000年1月地球の6,000km以内を飛行しながら地球の重力利用するスイングバイ後、最終目的地の彗星ウィルド2へ秒速10kmで飛行を続け2004年にウィルド2周期彗星に到着するはずです。

※スターダスト探査機が視力回復
99年、スターダスト探査機を彗星へナビゲートする為に恒星の写真を撮るナビゲーション・カメラに問題が生じ、地球へ送られてくる写真が予想よりもぼんやりしていると発表されました。

スターダストのエンジニアチームは、懸命にカメラの光学表面に付着した異物を取り除く努力を続けました、そして、地球フライバイ直前2000年1月に、彗星を追跡する探査機の視力に改善が見られ、探査機が
ウィルド2周期彗星へ接近する時の最終ナビゲーションが出来るようになったとNASAは発表しました。

スターダストは、太陽系の物質を回収するミッションとしては、1970代のアポロ計画とルナー計画以来のものであり、月以遠の物質回収として初めての試みです、さらに、これは今後の惑星サンプル回収ミッションのモデルとなるでしょう。
ルナープロスペクター、スターダスト、このディスカバリーミッション(惑星探査計画)は、ディープスペース探査のためのマリナー計画、ボイジャー計画、マゼラン計画、ガリレオ計画とは少し違うようです。ディスカバリー計画の目的は、厳しい予算の中で惑星間飛行を行い、速く、安く、多くの調査をすることなのです、スターダストは、1994年に28の提案の中から選ばれたミッションで、アステロイド遭遇計画火星探査計画月試掘計画という一連のミッションの延長線上にある第4番目のものです。

スターダストは、サンプル採取ミッション、すなわち彗星のサンプル
太陽系の起源、生命誕生の起源を地球に持ち帰ることで、沢山の科学者が研究に参加できることになるのです。しかもこれまでの探査方法の10%以下の予算でミッションは達成されると言います。2002年6月に打ち上げ、エンケ彗星(2P/Encke)、シュワスマン・ワハマン第3彗星(73P/Schwassmann-Wachmann-3)、ダレ彗星(6P/d'Areest)と3個の彗星につぎつぎに接近して観測するコントワー(CONTOUR)計画も進められています。

最初の彗星探査機ジオット (Giotto) は1985年7月2日にアリアン1型ロケットによって打ち上げられた ESA(欧州宇宙機構)の探査機で、1986年3月13日に ハレー彗星の中心核から540kmにまで 接近観測しています。
このジオットの活躍の影には、宇宙開発を競っていた各国が協力したことは言うまでもない、例えばソ連のベガ1号は86年3月6日、ベガ2号3月9日にそれぞれ1万km、3千kmまで接近しハレー彗星の正確な位置を割り出したことにより軌道の変わりやすい彗星に、ジオットは微調整しながら彗星の頭部に接近できたのです。この時日本の探査機「さきがけ」(85年1月8日打ち上げ)、PLANET-A「すいせい」(85年8月19日打ち上げ)も大活躍したことも忘れてはならない。これが
ハレー艦隊です。
そして日本の二つの探査機は新たな任務を担うべく地球スイングバイのため地球に向ったのです。「すいせい」は電力不足により91年2月22日帰ることなく宇宙空間をさまようことになったが、「さきがけ」はISTP計画の一員として太陽風の観測に参加し、14歳の誕生日の99年1月8日に最終のオフコマンドを送られるまで活躍したのです。

ジオットにはカラーカメラを含めて10種類の観測装置が 搭載され、観測データを地上に送信し続けました。ジオット の観測装置はハレー彗星に接近した際、彗星を囲んでいる塵粒子が高速度 で探査機に衝突したため大きな損傷を受け、観測終了後はすべての 装置のスイッチが切られました。
ジオットの観測装置に再び電源が投入されたのは、1990年4月10個の観測装置のうち、3つは正常に機能していること、4つの観測 装置は一部に障害があるものの使用が可能であること、1990年7月2日、地球に接近し、7月10日 グリッグ−スキエレラップ彗星に接近し観測に成功しています。

ハレー彗星に接近することの出来なかったNASAは、まだ彗星に初の着陸を達成させる期待を持っていましたが、2003年に打ち上げる予定で提案されているディープスペース4ミッションは、探査機をテンペル1彗星に2005年12月2日に着陸させて、その物資を集めて2010年にそれを地球に持ち帰ることを狙うものです。 しかし予算削減の影響でこのミッションは99年6月キャンセルされたようです。
「政府のどこからも我々を救出には、誰もやって来ません。」 と述べたミッション担当科学者の言葉が印象的です。

一方、ヨーロッパ宇宙機構は彗星へ初めて探査機を着陸させようとするミッションが発表され、2012年に彗星Wirtanenとランデブーするように設計されたロゼッタ探査機のモデルを公開しました。
ハレー彗星を通過してクローズアップしたジオット探査機と違って、ロゼッタ探査機は、2012年5月28日にランデブーを行った後はWirtanenの上空1キロメートル(3,300フィート)の軌道を周回するように設計されています。
その時点でこの彗星は、太陽から6億7500万km(4億2000万のマイル)の距離にある凍った不活性のかたまりです。ロゼッタは、その特徴ある彗星の尾を発達させながら太陽に接近する彗星に時速130,000kmでランデブーします。ランデブーの1ヶ月後、ロゼッタは100kg(220ポンド)の着陸船を彗星の上に投下します。着陸船は、衝撃で彗星から跳ね返らない事を確実にする為に彗星へ銛を打ち込みます。

ヘールボップ彗星 拡大します 周期2400年 百武彗星 拡大します
沼尻氏撮影詳細情報 長野県大鹿村 1997/3/30 沼尻氏撮影詳細情報 山梨県鳴沢村 96/3/22
  この百武彗星は、地球に大接近(0.1天文単位)周期
は1万4000年と言われ恒星間起源の彗星と思われ
ています、すなわち太陽系の星ではないのです。
 プレアデスの乙女達
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